要約(3行)
- OpenAI が 9/29 の DevDay で、ChatGPT の個人向けの一番上の段「Pro 500」(月500ドル)を出した。使える量は Plus の25倍で、Pro は月100・200・500ドルの3段になった。
- Pro 500 には、上位モデル GPT-6 Astra を速く動かす「Ultrafast」が付く。OpenAI の説明では、Codex で最大8倍(1秒あたり300トークン)の速さ。会社向けの Enterprise でも使え、API では誰でも使える(最初は少ない回数の上限つき)。
- 速さの分、使う量は増える。ChatGPT の中では、Astra の Ultrafast は通常の速さの8倍の割合でプランの枠を使う。API の値段は通常の6倍(100万トークンあたり入力60ドル・出力300ドル)。
今後の使い方の流れ
- 速さが要る作業だけ切り替える:待ち時間が作業の妨げになる場面(何度もやり直しながら進めるコード書きなど)に絞って Ultrafast を使い、ほかは通常の速さのまま、という使い分けになる。
- 枠の減り方を見ながら使う:料金ページは「この倍率は速さの倍率ではない」とわざわざ断り、使った量は使用量の画面で確かめるよう書いている。
- API では接続の仕方も変える:API の説明ページは、道具を何度も呼ぶ使い方では WebSocket(つなぎっぱなしの接続)を強く勧めている。つなぎ直しの時間で、速さの差が目減りするため。
- GPT-5.5 を使っている人は移行を:同じ料金ページに、GPT-5.5 は 10/14 に ChatGPT・Work・Codex の全プランから外れると書かれている(API は対象外)。
この発表で何が変わりそうか(分析)
- 「速さ」が、賢さや量とは別に値段の付くものになった。 これまでプランの差は主に使える量とモデルの種類だった。速さの段(通常・Fast・Ultrafast)が並び、同じモデルでも速さで払う額が変わる形になった【推測を含む】。
- 個人向けの値段の段が上に伸びた。 Plus(月20ドル)→ Pro(月100・200・500ドル)。一番上の段は、会社で経費として払う人や、AI に長い作業を任せる人を想定した値段に見える【推測】。
- 中位モデルの Ultrafast は「近く」。 同じ日に出た GPT-6.1 Sol の Ultrafast は、まとめ記事で「近く」とされている。Sol の値段と速さの記事は 9/30 分にある(→ OpenAI「GPT-6.1 Sol」。上位の Astra に近い力を、5分の1の料金で)。
- 会社では「誰に Ultrafast を許すか」が決めごとになる。 Enterprise でも使えるので、枠の減りが8倍になる使い方を、全員に開けるか、一部の開発者だけにするかを決める必要が出てくる【推測】。
- 中の人の言葉:Pro 500 や Ultrafast について OpenAI の担当者が話した言葉を原文で確かめられなかったので、今回は載せていない。
出典
- OpenAI 公式「DevDay 2026 Recap」(2026-09-29)openai.com ↗
- OpenAI 使い方ページ「Pricing」(ChatGPT Work と Codex の料金)learn.chatgpt.com ↗
- OpenAI 開発者向け「Pricing」developers.openai.com ↗ /「Ultrafast mode」developers.openai.com ↗
確認メモ(2026-09-30 に確認):DevDay のまとめ記事は Web アーカイブの写し(9/29 保存)で原文を読んだ。Pro の3つの値段と「Pro 500 で Astra の Ultrafast」は料金ページ、枠の減り方(通常の8倍、買い足した分は6倍)も料金ページのとおり。速さの倍率は、まとめ記事では「Codex で最大8倍、API で最大6倍」、API の説明ページでは「通常の最大8倍」と書き方が分かれているので、本文はまとめ記事の Codex の数字を使った。日本円での値段と、日本で Pro 500 を選べるかは確かめていない。