要約(3行)
- Cloudflare が 10/2、AI の窓口サービス「AI Gateway」から Web 検索を呼べる「Web Search API」を発表した。最初の提携先は Ceramic.ai・Exa・Linkup の3社。
- 呼び出し方は、HTTP の API(REST)と、Workers 向けの
env.AI.websearchの2つ。検索は AI Gateway の利用枠から引かれ、同社は提携先の定価に上乗せしないと書いている。自分の検索サービスの鍵を持ち込むこともできる。 - 提携先には、Cloudflare の「Verified bots」の条件を満たすクローラーを使うことと、検索結果に元ページへのリンクを付けることを求める。
今後の使い方の流れ
- AI Gateway を用意する。 Cloudflare のアカウントと、AI Gateway のゲートウェイ(既定の
defaultなど)が要る。 - 検索会社を選ぶ。 リクエストに
providerとして ceramic・exa などを指定する。自分の鍵を使う場合は BYOK の設定をする。 - 呼び出す。 REST なら、アカウントの
ai/websearch/に問い合わせを POST する。Workers ならenv.AI.websearchを呼ぶ。1回の件数はlimitで指定する。 - 記録と費用を見る。 検索の呼び出しも、AI Gateway のいつもの記録に出る。ゼロデータ保持(データを残さない設定)の提携先は、印を付けて分かるようにするという。
この発表で何が変わりそうか(分析)
- エージェントに最新の情報を持たせる部品が、ひとまとめになる。 同社は、エージェントが URL を推測して取りに行くと 404 になりやすい、と書き、検索から始める形を勧めている。
- 「行儀のよいクローラー」が条件に入った。 サイト運営者が内容の使われ方を決められるように、提携先に身元の明示と robots.txt の遵守を求めると書く。検索結果の出どころが分かる形にする狙い。
- 請求と記録が1か所になる。 検索会社ごとに契約するのと比べ、利用枠・ログ・アクセス制御を AI Gateway で揃えられる、と同社は説明している。
- 「サーバーツール」が次に来る。 同社は、AI Gateway に最初から入っているツールとして Web 検索を加える予定だと書いている(時期は書かれていない)。それまでは、自分でツールとして呼び出す書き方の例が載っている。
- まだ分からないこと。 検索の値段(提携先の定価と書かれているのみ)、日本語の検索の質、使える地域は、この発表に書かれていない。
- 中の人の言葉:署名した個人の短い発言は載っていないため、載せない。
出典
- Cloudflare 公式ブログ「Introducing Web Search API via AI Gateway」(2026-10-02)blog.cloudflare.com ↗
確認メモ(2026-10-07 に確認):ブログの本文と、例のコードを開いて、提供の形・提携先・条件・費用の扱いを確かめた。提携先3社自身の発表と、開発者向けの説明書は開いていない。料金の具体的な数字、日本語での質、提供地域は、発表に書かれていない。


