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ディープラーニング(深層学習)とは:層を重ねたニューラルネットワークで学ばせる機械学習

出典を確かめた日 2026年10月1日(木) / 約5分で読めます

一言で

ディープラーニング(深層学習)は、機械学習のやり方の1つです。層をいくつも重ねたニューラルネットワークを使って、データから学ばせます。

このページで分かること

先に知っておく言葉

AI・機械学習との関係

令和元年版の情報通信白書は、AI・機械学習・深層学習の3つの関係を図にしたうえで、機械学習は AI の手法の1つ、深層学習はその機械学習の手法の1つ、と位置づけています。令和6年版の白書も、ディープラーニングを機械学習の手法の1つとしています。

「ディープ」はどこからか:出典ごとの説明

何層あれば「深い」と言えるかは、出典によって書き方が違います。

仕組みのあらまし(白書のたとえ)

令和元年版の白書は、ニューラルネットワークを、神経細胞のつながりでできた人の脳にたとえています(情報通信白書のたとえ)。神経細胞にあたるノードが層をなしてつながり、入った情報が中間層(隠れ層)を通って出ていきます。望む答えが出るように処理のしかたを何度も調整するのが、学ぶということだ、と説明しています。

何が新しいとされたのか

令和元年版の白書は、特徴量を人が決めなくても、コンピューターが自分で取り出せるようになった点を、大きな飛躍とされる所として挙げています。白書が機械学習の説明で使う例は、ニンジンとジャガイモの写真の見分けです。そこでは、人が先に「色に目を付ける」と指示しておくと、見分けがうまくいきやすくなります。深層学習では、「色を見れば見分けやすい」という点まで、コンピューターが自分で学び取る、としています。

一方で同じ白書は、深層学習では、AI がどんな根拠でその判断をしたのかを人が理解しにくい、という指摘もある、と書いています。

何に使われ、なぜ注目されたのか

関連する言葉

出典

  1. Google for Developers「Machine Learning Glossary」の deep model・neural network・hidden layer の項 developers.google.com ↗
  2. 総務省「令和元年版 情報通信白書」第1部第1章第3節「AIに関する基本的な仕組み」 soumu.go.jp ↗
  3. 総務省「令和元年版 情報通信白書」第1部第1章第3節「AIに関する動向」 soumu.go.jp ↗
  4. 総務省「令和6年版 情報通信白書」第Ⅰ部第3章第1節「第1~3次AIブームと冬の時代」 soumu.go.jp ↗
  5. 総務省「令和6年版 情報通信白書」第Ⅰ部第3章第1節「生成AIの急速な進化と普及」 soumu.go.jp ↗
  6. 総務省・経済産業省「AI事業者ガイドライン(第1.2版)」本編 2026年3月31日、第1部「AIとは」 soumu.go.jp ↗

確認メモ:2026年10月1日に、上の出典の原文を開いて確かめました。白書はウェブ版の該当ページを、AI事業者ガイドラインは第1.2版の本編の PDF の第1部を読みました。「深い」の線は、Google の用語集は隠れ層の数で示し、白書は数を示していないため、両方を並べています。特徴量を自分で取り出す点は、白書が「とされる」と書いているとおりに載せています。令和元年版の白書にある「キャットペーパー」・AlphaGo の話と学習の3つの種類は、中心から外れるため載せていません。「ノード(計算の単位)」「GPU」の言い換えは、ふつうの意味を一言で添えたものです(GPU は令和6年版の白書の注にもとづきます)。AIログのニュースでは、この言葉はまだ出てきていないため、「ニュースでの出方」の節は置いていません。国の文書は公共データ利用規約にもとづき、内容を言い換えて使っています(出典:総務省「令和元年版 情報通信白書」「令和6年版 情報通信白書」、総務省・経済産業省「AI事業者ガイドライン(第1.2版)」を加工して作成)。