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AIの基本 / AIの全体像

生成AI とは:文章・画像・音声などを作り出す AI の総称

出典を確かめた日 2026年10月1日(木) / 約6分で読めます

一言で

生成AI は、文章・画像・音声・プログラムなどを作り出せる AI をまとめた呼び方です。1つの技術の名前ではなく、まとめて呼ぶための言葉で、出典によって線の引き方が少しずつ違います。

このページで分かること

先に知っておく言葉

出典ごとの説明

  1. AI事業者ガイドライン(総務省・経済産業省、第1.2版):文章・画像・プログラムなどを作り出せる AI モデルを土台にした AI を、ひとまとめにした呼び方としている。文部科学省の生成AI のガイドライン(Ver.2.0、2024年12月26日)も、このガイドライン(第1.01版)の定義を使っている
  2. 情報通信白書(令和6年版):テキストや画像、音声などを自ら作り出せる AI の技術をひとまとめにした呼び方、としている。ガイドラインは「AI」、白書は「AI の技術」をまとめた言葉として書いている
  3. NIST(米国の国立標準技術研究所)の NIST AI 600-1(2024年7月):米国の大統領令 14110 の定義を使っている。入力データのつくりや特徴をまねて、画像・動画・音声・文章などの合成のコンテンツを作る AI モデルの種類、という説明。生成AI のすべてが基盤モデルから来ているわけではないが、この文書の中ではおおむね生成型の基盤モデルを指す、と断っている
  4. Google の機械学習の用語集:正式な定義はまだ無い、新しい分野としている。そのうえで、多くの専門家の見方が一致している点として、生成AI のモデルは、込み入っていて・筋が通っていて・独自の、という3つをすべて満たすコンテンツを作れる、と書いている。例は、大規模言語モデルと、画像・音楽や話し声・動画を作るモデル。それより前の技術(LSTM や RNN)を生成AI に含めるかは、専門家の間で意見が分かれる、とも書いている

いつ・なぜ広まったのか

令和6年版の白書は、2022年に OpenAI が対話型の AI「ChatGPT」を発表したことを、生成AI が特に注目されるきっかけとしています。ChatGPT は5日で100万ユーザーに達し、公開から2か月でユーザー数が1億人を超えた、と書いています。文部科学省のガイドラインも、令和4年(2022年)11月の ChatGPT の公表・リリースから、社会に急速に広まった、としています。

広まった背景として、白書は次のような点を挙げています。

AI事業者ガイドラインは、2021年以降に基盤モデルが広がったことで、予測・提案・決定だけでなく、画像や文章まで作る生成AI が普及した、と説明しています。

生成AI ならではのリスク

関連する言葉

出典

  1. 総務省・経済産業省「AI事業者ガイドライン(第1.2版)」本編 2026年3月31日、「はじめに」と第1部「AIとは」 soumu.go.jp ↗
  2. 総務省「令和6年版 情報通信白書」第Ⅰ部第3章第1節「生成AIの急速な進化と普及」 soumu.go.jp ↗
  3. 総務省「令和6年版 情報通信白書」第Ⅰ部第4章第1節「生成AIが抱える課題」 soumu.go.jp ↗
  4. 文部科学省 初等中等教育局「初等中等教育段階における生成AIの利活用に関するガイドライン(Ver.2.0)」2024年12月26日 mext.go.jp ↗
  5. NIST「NIST AI 600-1:Artificial Intelligence Risk Management Framework: Generative Artificial Intelligence Profile」2024年7月 nvlpubs.nist.gov ↗
  6. Google for Developers「Machine Learning Glossary」の generative AI の項 developers.google.com ↗

確認メモ:2026年10月1日に、上の出典の原文を開いて確かめました。定義は出典ごとに言葉が違うため、1つに決めずに並べています。文部科学省のガイドラインは AI事業者ガイドラインの第1.01版から定義を引いていて、その文が第1.2版の定義と同じであることを確かめました。NIST のリスクは12のうち一部の名前だけを挙げています。使う側の心がまえ(文部科学省のガイドラインの学校向けの基本の姿勢など)は、言葉の説明から外れるため載せていません。文部科学省のガイドラインの図「生成AIとは」は画像で文字を読めず、使っていません。「大規模言語モデル」「API」「ディープフェイク」の言い換えは、ふつうの意味を一言で添えたものです。AIログのニュースでは、この言葉はまだ出てきていないため、「ニュースでの出方」の節は置いていません。国の文書は公共データ利用規約にもとづき、内容を言い換えて使っています(出典:総務省・経済産業省「AI事業者ガイドライン(第1.2版)」、総務省「令和6年版 情報通信白書」、文部科学省「初等中等教育段階における生成AIの利活用に関するガイドライン(Ver.2.0)」を加工して作成)。