Anthropic の公式の説明(下の「公式のページ」)を、内容を足さずに読みやすい日本語に書き直したものです。公式の翻訳ではなく、Anthropic が作ったものでもありません。公式は予告なく変わるので、使う前に公式のページもご覧ください。
このページで分かること
- Claude Code で選べるモデルの呼び名(opus・sonnet・haiku・fable など)と、公式が書いているそれぞれの向き
- デスクトップアプリとターミナルでの、モデルの切り替え方
- 「努力レベル」で、Claude がどれだけ考えるかを変える方法
先に知っておく言葉
- モデル:Claude の中身の種類。Opus・Sonnet・Haiku・Fable などがあります
- 別名(エイリアス):
opusやsonnetのような短い呼び名。版の番号を覚えなくても、そのとき勧められている版が選ばれます - 努力レベル(Effort level):一歩ごとに、考えるかどうか・どれだけ考えるかを Claude に決めさせる設定。上げるほど深く考え、下げるほど速く安くなります
- 拡張思考(Extended thinking):Claude が返事の前に、一歩ずつ考える働き
- コンテキストウィンドウ:その会話で Claude が覚えておける作業の記憶。会話・読んだファイル・コマンドの結果などが入ります
- トークン:Claude が読み書きする量を数える単位。料金や使用量はこれで数えます
- 利用クレジット(Usage credits):契約に含まれる使用量を超えて使うための、追加の支払いの仕組み
選べるモデルの呼び名
公式の一覧から、ふだん使うものを並べます。
default:モデルの指定を消して、あなたの契約の標準に戻す特別な値opus:最新の Opus。込み入った考えが要る作業向けsonnet:最新の Sonnet。毎日のプログラムづくり向けhaiku:速くて効率のよい Haiku。簡単な作業向けfable:Fable。いちばん難しく、時間のかかる作業向けbest:Fable が使えるなら Fable、使えなければ Opusopusplan:Plan モードのあいだは Opus、実際に手を動かす段になると Sonnet に替わる特別な設定
Anthropic から直接使う場合、opus は Opus 5.5、sonnet は Sonnet 5.5 になります。Pro・Max・Team・Enterprise の契約で何も選ばないときの標準は、組織が標準のモデルを決めていなければ Opus 5.5 です。別名が指す版は時とともに新しくなります。
Fable を使うとき
- Fable 5.1 と Fable 5 は、Claude Code でいちばん力のあるモデルです。新しいのは 5.1 です
- どの契約でも標準にはならないので、自分で選びます
- 契約や席の種類によっては、Fable の分が契約の使用量ではなく利用クレジットから払われます。そのときはモデルの一覧の Fable の行に「Requires usage credits」と出て、ふつうの対話の画面では、使う前に確かめる画面が出ます
デスクトップアプリでの切り替え方
- Code の画面で、送信ボタンの横にあるモデルの選択欄を開きます(Mac は
CmdShiftI、Windows はCtrlShiftIでも開きます) - 使いたいモデルを選びます。会話の途中でも、同じ場所から変えられます
モデルの選択欄の横の輪の印を押すと、その会話の記憶の埋まり具合と、契約の使用量が見られます。
ターミナルで使う版(CLI)での切り替え方
/modelと打つと一覧が開きます。Enter で選ぶと、次からの会話でもそのモデルになります。s で選ぶと、いまの会話だけ切り替わります/model sonnetのように名前まで打つと、Enter で選んだのと同じ扱いです- いまのモデルは
/statusで確かめられます
努力レベルを変える
- 選べる段階は
low・medium・high・xhigh・maxです(Opus 5.5・Sonnet 5.5・Fable など。古いモデルにはxhighが無いものがあります) - 何も選ばないときは、Opus 5.5 と Sonnet 5.5 が
medium、Opus 4.7 がxhigh、ほかの対応モデルはhighです - Haiku など、努力レベルの無いモデルもあります
- デスクトップアプリ:努力レベルのメニューを
CmdShiftE(Windows はCtrlShiftE)で開けます - CLI:
/effortと打つとつまみが出ます。/modelの一覧でも、左右の矢印キーで変えられます maxは、環境変数で決めた場合を除き、その会話のあいだだけ有効です- その1回だけ深く考えさせたいときは、指示の中に
ultrathinkという言葉を入れます。設定の努力レベルは変わりません
考える働き(拡張思考)と、記憶の大きさ
- 拡張思考は最初からオンです。Opus 5.5・Sonnet 5.5・Fable では、オフにできません
- 考えた分のトークンも、画面にたたんで見えなくなっていても料金に入ります
- Anthropic から直接使う場合、Fable 5.1・Fable 5・Sonnet 5 以降・Opus 4.7 以降は、Pro を含むどの契約でも100万トークンの記憶で動きます。そのための追加の切り替えや利用クレジットは要りません
自動でモデルが替わることがある
Fable・Opus 5.5・Sonnet 5.5・Opus 5 には、安全のための判定の仕組みがついています。サイバーセキュリティや生物学の内容だと判定されると、別のモデルで同じ依頼をやり直し、そのことを会話の中に表示します(モデルと内容の組み合わせによっては、やり直さずに断られます)。そのあとは替わったモデルのまま続くので、元に戻すときは /model で選び直します。
公式が挙げている使いどころ
公式のページに書いてある向き・使い方だけを並べます。
- モデルの向き:
sonnetは毎日のプログラムづくり、opusは込み入った考えが要る作業、haikuは簡単な作業、fableはいちばん難しく長い作業 - opusplan:計画は Opus の考える力で立て、実際の作業は Sonnet の効率で進める組み合わせ
- 努力レベルの目安:
low:結果を一つずつ自分で見るような短いやり取り。思いつきを出し合う、最初のたたき台、名前の付け替えのような小さな変更medium:Opus 5.5・Sonnet 5.5 の標準。新しい機能を作るような、範囲のはっきりした毎日の作業high:確かめることが大事な作業や、思わぬ場合が出やすい作業。今あるコードの不具合直しなどxhigh:もっと深く考えさせたいとき。そのぶんトークンを多く使いますmax:手を離して任せたい難しい問題(セキュリティの弱点探しなど)。効き目が頭打ちになったり考えすぎたりしやすいので、広く使う前に試すように、とあります- Opus 5 から Opus 5.5 に移るとき:前の努力レベルを持ち込まず、
mediumから始めるように、とあります - Fable の生かし方:手順ではなく欲しい結果を伝える/原因がはっきりしない問題を任せる/「テストして」「確かめて」と念を押さなくてよい/ふだんなら小分けにする大きさの作業を渡す
あわせて読む
公式のページ
- Model configuration(英語・原文)code.claude.com ↗
- モデル設定(公式の日本語版)code.claude.com ↗
- Use Claude Code Desktop の「Start a session」「Keyboard shortcuts」「Check usage」(デスクトップアプリでの説明)code.claude.com ↗
- Glossary(用語集。上の「先に知っておく言葉」の言い換えに使いました)code.claude.com ↗
確認メモ:2026年10月1日に、公式の英語のページと日本語のページ、デスクトップアプリのページを開いて、モデルの呼び名・契約ごとの標準のモデル・努力レベルの段階と標準・切り替え方を突き合わせました。公式のページに更新日の表示は無いため、この日付は「このサイトが確かめた日」です。公式のページは約11万字あり、組織の管理者向けの設定(使えるモデルの制限・組織の標準のモデル・努力レベルの上限)、Amazon Bedrock などのクラウドを通して使うときの設定、環境変数、予備のモデルの順番の設定、記憶がいっぱいになる手前で要約する基準の変え方、ultracode、Claude Code の版ごとの移り変わりは、このページには載せていません。「別名」「トークン」「利用クレジット」の言い換えは公式の用語集に無く、ふつうの意味を一言で添えたものです。公式の日本語版は、確かめた日の時点で内容が古く(Opus 5.5・Sonnet 5.5・Fable 5.1 が出てこず、標準のモデルや努力レベルの標準も前のもの)、英語版と食い違っていたため、英語版に合わせました。