Anthropic の公式の説明(下の「公式のページ」)を、内容を足さずに読みやすい日本語に書き直したものです。公式の翻訳ではなく、Anthropic が作ったものでもありません。公式は予告なく変わるので、使う前に公式のページもご覧ください。
このページで分かること
- ターミナルを一度も使ったことがなくても、Mac・Linux・Windows で Claude Code を入れて動かすまでの手順
- ログインのしかたと、最初の質問・最初の変更の指示の出し方
- 毎日使う基本の操作と、入れたあとに
claudeが見つからないときの直し方
先に知っておく言葉
- ターミナル:文字でコマンドを打ってパソコンを動かす画面。Windows では PowerShell を使います
- コマンド:パソコンに文字で出す命令
- PowerShell と CMD:Windows にある、文字で命令を打つ2つの画面。見た目は似ていますが、使える命令が違います
- PATH:コマンドを探しに行く場所の一覧。ここに入っていないと、入れたはずのコマンドが「見つからない」と言われます
- セッション:Claude とのひとまとまりの会話
- 権限モード:Claude が、あなたに聞かずにどこまで進めてよいかの設定
- git:ファイルの変更の記録を残す仕組み
使う前に確かめること
- アカウント:Claude の契約(Pro・Max・Team・Enterprise)、Claude Console のアカウント、または対応するクラウド会社を通した利用のどれか
- パソコン:Mac は macOS 13.0 以降、Windows は Windows 10 の 1809 以降
- 作業するプロジェクト:Claude に触らせるフォルダ
- ターミナルを使いたくない場合は、デスクトップアプリで代わりに使えます
入れて、動かすまで(Mac・Linux)
- ターミナルを開く:Mac は
Cmd + Spaceで Spotlight を開き、Terminalと打ってEnter。Linux はたいていCtrl + Alt + Tで開きます - 入れる:次の1行を貼り付けて
Enter。終わると「Claude Code successfully installed!」と出ますcurl -fsSL https://claude.ai/install.sh | bash - 起動する:
claudeと打ってEnter。ブラウザーが開くので、Claude のアカウントでサインインします
入れて、動かすまで(Windows)
- Git for Windows を入れる(任意):入れると Claude Code が Bash という道具を使えるようになり、無ければ PowerShell で代わりに動きます。git-scm.com からインストーラーを落として、画面はすべて初めの選択のまま Next で進めます
- PowerShell を開く:
Win + Xを押し、Windows PowerShell(または Terminal)を選びます。行の頭にPSと出ていれば PowerShell、出ていなければ CMD です - 入れる:PowerShell に次の1行を貼り付けて
Enterirm https://claude.ai/install.ps1 | iexCMD の場合はこちらです
curl -fsSL https://claude.ai/install.cmd -o install.cmd && install.cmd && del install.cmd - 起動する:
claudeを動かし、ブラウザーでサインインします
入ったかどうかは、新しいターミナルで claude --version を動かすと分かります。番号のあとに (Claude Code) と出れば入っています。
ログインとアカウント
- 最初に
claudeを動かしたときにログインを求められ、画面の案内に沿ってブラウザーで済ませます。一度ログインすれば、次からは要りません - 使えるアカウントは、Claude の契約(公式のすすめ)、Claude Console(前払いで API を使う)、Amazon Bedrock などのクラウド会社、組織が用意した入口の4種類です
- あとでアカウントを替えるときは、セッションの中で
/loginと打ちます
最初の指示
- 作業するフォルダで始める:
cd(フォルダを移るコマンド)でプロジェクトのフォルダに移ってからclaudeを動かします - まず質問する:「このプロジェクトは何をするもの?」「使っている技術は?」「フォルダの組み立てを説明して」などと聞くと、Claude がファイルを読んで答えます。ファイルは必要に応じて Claude が自分で読むので、渡す手間はありません。「Claude Code に何ができる?」のように、Claude Code そのものについても聞けます
- 最初の変更を指示する:例は「メインのファイルに hello world の関数を足して」。Claude が直す場所を見つけて変更を見せます。確認を求められたら Yes を選びます
- Claude Code の v2.1.283 以降では、ターミナルのセッションは Auto(別の判定役が操作を見て、たいていは聞かずに進める権限モード)で始まります。それより前の版では、Pro・Max・Team の契約のときだけです。設定や組織の指定で、別のモードから始まることもあります
- 権限モードは
Shift+Tabでいつでも切り替えられます
- git も言葉で:「何のファイルを変えた?」「変更を、分かる説明を付けて記録して」などと指示できます
- 不具合を直す・機能を足す:したいことをふだんの言葉で書きます。Claude は関係するコードを探し、直し、テストがあれば動かします
ターミナルでの基本の操作
- 画面はクリックできません。矢印キーで動きます
Esc:Claude の作業を止めるexitと打つか、何も入れていない状態でCtrl + Dを2回:Claude Code を終える/help:使えるコマンドを見る。/だけ打つと、使えるコマンドとスキルが出ます/resume:前の会話の続きをする(ターミナルから始めるときはclaude -cで、そのフォルダの最新の会話の続き)/clear:会話の履歴を消すTabでコマンドの補完、↑で前に打ったものを呼び出せます
claude が見つからないとき
- Mac・Linux で
command not found: claude:入れた場所が PATH に入っていません。インストールの最後にSetup notesとして直すコマンドが出るので、それを動かし、新しいターミナルで試し直します - Windows で
'claude' is not recognized:同じく PATH の問題です。公式のページに PowerShell で足すコマンドがあります - Windows で
irmが認識されない:開いている画面が CMD だという意味です。PowerShell で開き直すか、CMD 用のコマンドに替えます - そのほかのエラーは、公式のインストールのトラブル対応のページにあります
公式が挙げている使いどころ
公式のページに書いてある向き・使い方だけを並べます。
- 入れ方:ふつうの入れ方(Native Install)を公式はすすめています。この入れ方なら自動で新しい版に保たれます
- Windows:Claude Code が Bash を使えるよう、Git for Windows を入れることを公式はすすめています(WSL の場合は要りません)
- 指示は具体的に:「不具合を直して」より「間違ったパスワードを入れると画面が真っ白になる不具合を直して」
- 込み入った作業は段階に分ける:番号を付けて、順に指示します
- 変える前に調べさせる:先にコードを読ませて、理解させてから進めます
- 同僚に話すように:したいことを伝えれば、そこへ向かって手伝ってくれる、とあります
- コードが書けなくてもよい:したいことを書けば、Claude がコードを書く、とターミナルガイドにあります。まだプロジェクトが無くても、始めるところから手伝えます
あわせて読む
- Claude Code の仕組み(How Claude Code works):指示を受けてから、どう動くか
- デスクトップアプリ(Claude Code Desktop):インストールから、はじめての指示まで
- 権限モード(Permission mode):Claude に聞かずに進めさせる範囲と、切り替え方
公式のページ
- Quickstart(英語・原文)code.claude.com ↗
- クイックスタート(公式の日本語版)code.claude.com ↗
- Terminal guide for new users(英語・原文)code.claude.com ↗
- 新規ユーザー向けターミナルガイド(公式の日本語版)code.claude.com ↗
- Glossary(用語集。上の「先に知っておく言葉」の言い換えに使いました)code.claude.com ↗
確認メモ:2026年10月1日に、公式のクイックスタートとターミナルガイドのページ(英語・日本語)を開いて、入れるコマンド、対応する OS の版、ログインできるアカウント、手順の順番、基本の操作、エラーの直し方を突き合わせました。公式のページに更新日の表示は無いため、この日付は「このサイトが確かめた日」です。Homebrew・WinGet・Linux のパッケージでの入れ方、Git for Windows の画面ごとの選び方、PATH を足すコマンドそのもの、HTML が出るエラー・古い macOS のエラー・古い Windows 10 の通信のエラー・32ビット版のエラーの直し方、claude -p などのそのほかのコマンド、git のより込み入った指示の例、「次のステップ」の案内は、このページには載せていません。「ターミナル」「PowerShell と CMD」「PATH」「git」「cd」の言い換えは公式の用語集に無く、ふつうの意味を一言で添えたものです。「コマンド」は、公式の用語集では /名前 で呼び出す指示のことですが、このページではふつうの意味(パソコンへの命令)で使っています。英語版と日本語版の違いとして、ターミナルガイドの Windows の手順の前置きで、英語版は Git for Windows を「任意で」入れるとしていますが、日本語版の前置きにはその断りがありません(手順の見出しには「オプション」とあります)。英語版に合わせています。