Anthropic の公式の説明(下の「公式のページ」)を、内容を足さずに読みやすい日本語に書き直したものです。公式の翻訳ではなく、Anthropic が作ったものでもありません。公式は予告なく変わるので、使う前に公式のページもご覧ください。
このページで分かること
- Claude Code の費用が何で決まるかと、使った量の見方(デスクトップアプリと
/usage) - 契約の使用量の上限に当たったときに出る知らせの意味と、上限を超えて使い続ける方法
- 使う量を減らすために、公式が挙げているやり方
先に知っておく言葉
- トークン:Claude が読み書きする量を数える単位。費用や使用量はこれで数えます
- コンテキストウィンドウ:その会話で Claude が覚えておける作業の記憶。会話のやり取り・読んだファイル・コマンドの結果・CLAUDE.md などが入ります
- セッション:Claude とのひとまとまりの会話。それぞれが自分の記憶(コンテキストウィンドウ)を持ちます
- 圧縮(Compaction):記憶がいっぱいに近づいたときに、会話を要約して空きを作ること
- 利用クレジット(Usage credits):契約に含まれる使用量の上限を超えても、追加の支払いで使い続けられる仕組み
- サブエージェント:任された作業を自分専用の記憶の中でこなし、要約だけを元の会話に返す、手伝いの AI
- スキル:指示や手順を書いたファイル。関係があるときに Claude が読み込むか、
/名前で呼び出します
費用は何で決まるか
- Claude Code は、使ったトークンの量で費用がかかります。Pro・Max・Team・Enterprise の契約の値段は claude.com/pricing にあります
- 1人あたりの費用は、選ぶモデル、扱うコードの大きさ、使い方(いくつも同時に動かす、自動で動かす など)で大きく変わります
- 公式が示している目安:企業での利用の平均は、開発者1人が使った日1日あたり約13ドル、1か月あたり150〜250ドル。90%の人は、使った日1日あたり30ドルより下に収まっています
- 何もしていないときも、裏の処理でわずかに使います(ふつうは1セッションあたり0.04ドル未満)
使った量を見る
デスクトップアプリ:モデルの選択欄の横にある輪の印を押すと、次の2つが見られます。
- その会話の記憶がどれだけ埋まっているか(会話ごと)
- 契約の使用量をどれだけ使ったか(デスクトップ・ターミナルなど、Claude Code のどこで使った分も合わせて)
/usage:入力欄に打つと、次のものが出ます。
- 上のほうの「Session」の欄は、その会話のトークンの量と、そこから計算した金額の目安。API で使う人向けで、Pro・Max の契約なら請求とは関係ありません
- Pro・Max・Team・Enterprise の契約なら、使用量の棒グラフと、何に使ったかの内訳(スキル・サブエージェント・プラグイン・つないだ外の道具ごとの割合、長い会話のように全体の10%以上を占める使い方の知らせ など)。d と w で、直近24時間と7日間を切り替えます。このパソコンで使った分だけで、ほかの端末や claude.ai の分は入りません
- 利用クレジットをオンにしていれば、今月それで使った額
上限に当たったとき
- 「You've hit your session limit」「You've hit your weekly limit」:契約の使用量の上限です。すべてのモデルで共通なので、モデルを替えても戻りません。いつ戻るかは知らせの中に出ます
- 「You've hit your Opus limit」「You've hit your Sonnet limit」:そのモデルの系統だけの上限です。別の系統のモデルに
/modelで替えれば続けられます - 上限を超えて使い続けたいとき:利用クレジットを使います。claude.ai の契約でログインしているときは、
/usage-creditsと打つと、Pro・Max なら claude.ai の Settings > Usage が開き、オン・オフや今月の使用額、月の上限額を見られます。Team・Enterprise で支払いの権限が無い人は、管理者に依頼を送れます
長い会話で使う量が増えるわけ
何時間も開いている会話では、思ったより多く使うことがあります。公式が挙げている主なわけは次のとおりです。
- Claude Code は Claude に問い合わせるたびに、それまでの会話をまるごと送ります。会話が長いと、一言の質問でも会話全体の分を使います
- しばらく間が空くと、一時的に覚えておく仕組みが切れて、会話全体を読み直します。この時間は、契約の範囲内なら1時間、利用クレジットで使っているときは5分です
- 決まった間隔で動く作業は、何もしていないときも、間隔ごとに会話全体を送ります。サブエージェントも、それぞれ別に使います
- 圧縮そのものも、会話全体を読むので大きな量を使います。続きが要らず新しく始めたいだけなら、
/clearは費用がかかりません
公式が挙げている使いどころ
使う量を減らすために、公式のページに書いてあるやり方だけを並べます。
- 関係のない作業に移るときは
/clear:古い記憶が残ると、そのあと毎回むだに使います。あとで戻りたいときは、先に/renameで名前を付けておけば/resumeで戻れます - 要約の仕方を指定する:
/compactのあとに、残してほしいことを書けます - 作業に合ったモデルを選ぶ:ほとんどのプログラムづくりは Sonnet で十分にこなせて、Opus より安い。Opus は込み入った設計の判断や、何段階も考える作業にとっておく、とあります
- 使っていない外の道具(MCP サーバー)を止める:
/mcpで一覧を見て、使っていないものを止めます - CLAUDE.md を短くする:CLAUDE.md は会話を始めるたびに読み込まれます。特定の作業のための細かい指示はスキルに移し、CLAUDE.md は200行より短く保つのが目標、とあります
- 考える量を下げる:深く考えなくてよい簡単な作業では、
/effortで努力レベルを下げます - 出力の多い作業はサブエージェントに任せる:テストを動かす・資料を取ってくる・記録を読む、などを任せると、長い出力は向こうに残り、こちらには要約だけが戻ります
- 具体的に指示する:「このコードをよくして」のようなぼんやりした指示は、広く読み回らせます。どのファイルのどこを、まで書くと、読むファイルが少なくて済みます
- 込み入った作業は Plan モードから:先に進め方を出させて、あなたが認めてから作らせると、方向違いの作り直しを防げます
- 早めに止める:違う方向に進み始めたら Escape ですぐ止めます。
/rewindで、会話とコードを前の状態に戻せます - 確かめる材料を渡す:テストの例や画面の写し、期待する結果を指示に入れておくと、Claude が自分で確かめて、直しを指示する前に問題を見つけます
- 少しずつ試す:1つのファイルを書いたら試してから次へ。早いうちに見つけたほうが、直すのが安く済みます
あわせて読む
公式のページ
- Manage costs effectively(英語・原文)code.claude.com ↗
- コストを効果的に管理する(公式の日本語版)code.claude.com ↗
- Use Claude Code Desktop の「Check usage」(デスクトップアプリでの説明)code.claude.com ↗
- Glossary(用語集。上の「先に知っておく言葉」の言い換えに使いました)code.claude.com ↗
確認メモ:2026年10月1日に、公式の英語のページと日本語のページ、デスクトップアプリのページを開いて、費用の目安の数字・/usage で見られるもの・上限の知らせ・減らし方を突き合わせました。公式のページに更新日の表示は無いため、この日付は「このサイトが確かめた日」です。公式のページは約4万字あり、組織の管理者向けの内容(チームの費用の見方と上限の決め方、契約の単価で表示させる設定、Claude Console やクラウドを通して使うときの管理、使用の上限の目安の表)、エージェントチーム、/insights(使い方の報告書)、フックやコードの解析を助けるプラグインで減らす方法、/usage の一時的な記録の細かい表示、版ごとの移り変わりは、このページには載せていません。上限に当たったときの知らせの意味は、公式では管理者向けの節に書かれているものを、読む人が自分で見分けるために載せました。「トークン」「利用クレジット」の言い換えは公式の用語集に無く、ふつうの意味を一言で添えたものです。