OpenAI の公式の説明(下の「公式のページ」)を、内容を足さずに読みやすい日本語に書き直したものです。公式の翻訳ではなく、OpenAI が作ったものでもありません。公式は予告なく変わるので、使う前に公式のページもご覧ください。
このページで分かること
- Codex で公式がすすめている3つのモデル(GPT-6 Astra・GPT-6.1 Sol・GPT-6 Luna)の違いと、デスクトップアプリでの選び方
- 考える深さ(Light から Ultra まで)の選び方と、Max・Ultra を使う場面
- 2026年10月14日に GPT-5.5 が使えなくなることと、代わりに選ぶモデル
先に知っておく言葉
- モデル:Codex が考えたり道具を使ったりするときに動かす AI
- 考える深さ(reasoning effort):モデルがどれだけ考えに手間をかけるかの設定
- トークン:AI が文章を区切って数える単位。使った量の数え方に使われます
- サブエージェント:1つの作業の一部を受け持つために、Codex が別に立ち上げる手伝い役
- ChatGPT でのサインイン:ChatGPT のアカウントと、そのワークスペースの権限を使ってサインインすること
3つのモデルの違い
公式がすすめているモデルは次の3つです。どれもデスクトップアプリ・Web(GPT-6.1 Sol と Luna は ChatGPT Work)・CLI・IDE 拡張機能で使え、ChatGPT のクレジットでも API でも使えます。
- GPT-6 Astra:いちばん力のあるモデル。コード・アプリ・調べものにまたがる込み入った仕事向けで、深く考えることやパソコンの操作、判断の確かさが強いとされています
- GPT-6.1 Sol:Astra に近い力を、Astra より安い使用量で出すモデル
- GPT-6 Luna:いちばん効率のよいモデル。要約・情報の抜き出し・範囲のはっきりしたプログラムづくりのような、数の多い作業向け
ほかに知っておくこと:
- ChatGPT の中では、GPT-6.1 Sol・GPT-6 Sol・GPT-6 Luna は Work と Codex で使えます。Chat では使えません
- 切り替えの期間中は、GPT-5.6 Sol・GPT-5.6 Terra・GPT-5.6 Luna も使えます
- 新しいモデルを選んでも、使えなかったモデルが使えるようにはなりません。使えるかどうかは、提供の進み具合・サインインの方法・使う入口で変わります
GPT-6.1 Sol を使える契約
- 最初の提供は Plus・Pro・Business・Enterprise・Edu で、Free と Go は入っていません。Enterprise と Edu は、管理者がオンにするまで使えません
- 入口は、デスクトップアプリと CLI の Codex、Web とスマホの ChatGPT Work です
- 速さは Standard と Fast が使えます。Ultrafast はあとから対応する、とされています
デスクトップアプリでの選び方
- Work か Codex で、入力欄の下にあるモデルと考える深さの切り替えを開きます
- はじめは、あなたのアカウントで最初に選ばれている Power の設定のまま使います
- もっと深く考えさせたいときは Smarter の側へ、速く・少ない使用量で済ませたいときは Faster の側へ動かします
- モデル・考える深さ・速さを1つずつ決めたいときは、Advanced を開きます
選べる中身と最初の設定は、契約・入口・ワークスペースの設定・提供の進み具合で変わります。
IDE 拡張機能では、入力欄の下のモデルの切り替えで選びます。CLI では /model で切り替えます。
考える深さの選び方
- 深くするほど込み入った作業の結果がよくなることがある一方、時間がかかり、使うトークンも増えます
- 公式のすすめは、最初に選ばれている深さから始め、計画や分析がもっと要る作業のときに上げることです
- 始める深さの目安は、Luna なら High、Astra なら Light、GPT-6.1 Sol は入口で最初に選ばれている深さです
- Light(CLI では Low):すぐ終わる、範囲のはっきりした作業
- Medium:速さと深さの間をとりたい、計画がやや要る作業
- High・Extra High:手順・資料・損得の比べ合いが多い、難しい作業
- 世代の違うモデルでは、同じ名前の深さでも中身は同じではありません。慣れた作業を低めの設定で試して合わせます
Max と Ultra
- Max:1つの作業に、選んだモデルがかける考える時間を増やします。速さや使用量より深さを優先する、いちばん難しい問題向けです。デスクトップアプリに出ていなければ、アプリの設定を確かめます
- Ultra:サブエージェントに作業を分けて同時に進めさせます。意味のある単位に分けられる、大きな作業向けです
- 公式は、ほとんどの作業に Max も Ultra も要らない、としています
- GPT-6 Luna は Max までで、Ultra は使えません
- 対応するモデルなのにデスクトップアプリの切り替えに Ultra が出ないときは、Settings > Configuration で Ultra in model picker slider をオンにします
GPT-5.5 の提供終了(2026年10月14日)
- GPT-5.5 は、2026年10月14日に ChatGPT・ChatGPT Work・Codex のすべての契約で使えなくなります。OpenAI の API では使い続けられます
- ChatGPT でのサインインで Codex を使っているなら、その日までに代わりを選びます
- Plus・Pro・Business・Enterprise・Edu:GPT-6 Sol(使えるとき)
- Free・Go:デスクトップアプリで GPT-6 Luna(使えるとき)
- 保存したモデルの設定や決まった時刻に動かす作業で GPT-5.5 を選んでいれば、置き換えます
公式が挙げている使いどころ
公式のページに書いてある向き・使い方だけを並べます。
- GPT-6 Astra:コード・アプリ・調べものをまたいで最初から最後まで通す、いちばん難しい仕事。資料・ひな形・守ること・確かめ方を渡すとよい、としています。使用量や時間を気にしないなら Astra を基本にしてよい、とも書いています
- GPT-6.1 Sol:込み入ったプログラムづくりで、使えるならこれ、としています。使用量を気にしたい、くり返す長い作業向けで、例は決算の数字から取締役会の資料を作る、製品の説明から Web サイトを作る、です。同じ作業を Astra と比べて兼ね合いを見るように、としています
- GPT-6 Luna:何がよい結果か分かっている、はっきりした作業をたくさんこなすとき。抜き出し・分類・形の変換・決まった形の要約などです
- モデルと深さの組み合わせの目安(使用量を抑えたいとき):
- Luna・Low:細かい直し、範囲のはっきりした問題、簡単なデータの抜き出し
- Luna・Extra high:いくつものアプリから今の状況を集める、仕事の順番を決める、条件のはっきりした問題
- GPT-6.1 Sol・Medium:込み入った技術の作業や、直しを重ねる前提の、つながった成果物
- GPT-6.1 Sol・Extra high:仕上がった成果物、見た目のそろった一式、食い違う材料からの判断
- Astra・Low:事実と細かい含みを保った、短い文章や内容の作り直し
- Astra・Medium:広い手がかり・確かなやり取り・欠けの無い結果が要る、大きな取り組み
- Astra・Extra high:要求の厳しい分析や、込み入った成果物
- 試して決める:上の目安は出発点です。作業の回数・急ぎ具合・結果の使い道・質の大事さを考え、できれば同じ材料で比べて、求める質に届くいちばん軽い設定を残すように、としています
あわせて読む
公式のページ
- Models(モデル、英語。公式の日本語版はありません)learn.chatgpt.com ↗
- Model selection(モデルの選び方)learn.chatgpt.com ↗
確認メモ:2026年10月1日に、上の2つの公式ページ(英語)を開いて、モデルの名前・GPT-6.1 Sol を使える契約・考える深さの名前・提供終了の日付を1つずつ突き合わせました。公式のページに更新日の表示は無いため、この日付は「このサイトが確かめた日」です。CLI でのモデルの指定のしかた(起動のときの指定や、作業の中での細かい操作)、会社が用意した中継の仕組み(ゲートウェイ)や別のモデルの提供元を使う設定、管理者向けの置き換えの手引き、API のモデルの一覧と料金、Astra の Light を設定ファイルでは low と書くこと、いつも使うモデルを設定ファイル(config.toml)に書いておく方法、Power の6つの選択肢の例は、デスクトップアプリで選ぶのに要らないため載せていません。Model selection のページにある、作業を選ぶとすすめが出る仕組みとモデルの紹介の部品は、ページの文章として読めなかったため載せていません。ほかに提供が終わったモデルとして、GPT-5.3-Codex-Spark(2026年9月14日)と、ChatGPT でのサインインでの gpt-5.4・gpt-5.4-mini(2026年8月31日)が挙がっていますが、すでに使えないため一覧には入れていません。「トークン」の言い換えは、公式の用語集に無く、ふつうの意味を一言で添えたものです。