Anthropic の公式の説明(下の「公式のページ」)を、内容を足さずに読みやすい日本語に書き直したものです。公式の翻訳ではなく、Anthropic が作ったものでもありません。公式は予告なく変わるので、使う前に公式のページもご覧ください。
このページで分かること
- 権限モードごとに、Claude があなたに聞かずにしてよいことの範囲と、公式が「こういうときに向く」としている使い方
- デスクトップアプリでの切り替え方と、選んだモードが次にどう残るか
- Auto(聞かずに進めるモード)について公式が書いている注意と、使える条件
先に知っておく言葉
- 権限モード:Claude が、あなたに聞かずにどこまで進めてよいかの設定
- 分類器:Auto のときに、あなたの代わりに Claude の操作を見る、別の AI(モデル)。指示したことからはみ出す操作などを止めます
- コマンド:パソコンに文字で出す命令。ファイルを動かす、プログラムを動かす、など
- コンテナ・仮想マシン:パソコンの中に作る、ほかと切り離した作業場所
モードの一覧
公式の一覧を、「聞かずにすること」と「向いている使い方」に分けて並べます。公式の設定の名前は( )に書きます。
- Manual(
default) - 聞かずにすること:ファイルを読むことだけ
- 向いている使い方:一つ一つ自分で確かめたいとき、慎重に扱う作業
- Accept edits(
acceptEdits) - 聞かずにすること:読むこと、ファイルの書き換え、よく使うファイル操作(フォルダを作る・移す・写す など)
- 向いている使い方:変更をあとで見直しながら、直しを重ねるとき
- Plan(
plan) - 聞かずにすること:読むこと(Auto が使える場合は、分類器が認めたコマンドも)
- 向いている使い方:変える前に、まず中身を調べるとき
- Auto(
auto) - 聞かずにすること:すべて。ただし裏で安全の確認が入ります
- 向いている使い方:長い作業、確認を何度も求められる手間を減らしたいとき
- dontAsk(
dontAsk) - 聞かずにすること:読むことと、前もって認めておいた道具だけ。聞くはずの操作は断られます
- 向いている使い方:決まった自動の処理。ターミナルで使う版(CLI)だけのモードです
- Bypass permissions(
bypassPermissions) - 聞かずにすること:すべて
- 向いている使い方:コンテナや仮想マシンのような、切り離した場所の中だけ
デスクトップアプリでの切り替え方
- 作業の途中で:Code の画面の、送信ボタンの横にある選択欄で切り替えます
- Auto は、使える条件を満たしているときだけ出てきます(下の「Auto を使える条件」)
- Bypass permissions は、Pro と Max の契約ではデスクトップアプリの設定で Allow bypass permissions mode をオンにしたときに出てきます。Team と Enterprise では組織の方針で決まります
- 次に残るもの:選んだモードはフォルダごとに覚えられ、そのフォルダで次に始めるときにも使われます。ただし Plan だけは、選んだその回だけです
- Cowork の画面は別:Cowork はこのモードを使わず、自分用のモードを持っています
- 始めのモードを、設定ファイル(
defaultModeという項目)で決めておく方法もあります。デスクトップアプリも、ターミナルで使う版と同じ設定ファイルを読みます
公式が挙げている使いどころ
公式のページに書いてある向き・使い方だけを並べます。
- 込み入った作業は Plan から:Plan では、Claude はファイルを読み、調べるためのコマンドを動かし、進め方の案を書きます。あなたのファイルは書き換えません。デスクトップアプリの公式のページは、Plan で進め方を見てから、案を認めたあとに Accept edits か Manual に切り替えて進めるやり方を、よいやり方として挙げています
- 変更を一つずつ自分で認めたいとき:Manual に切り替えます
- 変更をあとでまとめて見直すとき:Accept edits。1つずつ認める代わりに、あとで変更を確かめたいとき向け、とあります
- Auto:大まかな方向を任せてよい作業向け。慎重に扱う操作を見直す代わりにはしない(下の注意)
- Bypass permissions:コンテナや仮想マシンのような、切り離した場所の中だけ
Auto の注意と、使える条件
- 公式の注意:Auto は確認の回数を減らすものの、安全を保証するものではない、とあります。大まかな方向を任せてよい作業に使い、慎重に扱う操作を見直す代わりにはしないように、としています
- 分類器が止めるもの:指示したことからはみ出す操作、見覚えのない外の仕組みへの操作、Claude が読んだ悪意のある文章に動かされたように見える操作、などです
- Auto を使える条件(すべて満たすとき):
- 契約:すべての契約で使えます
- 組織:Team と Enterprise では最初から使えますが、管理者が組織全体で止めることができます
- モデル:Anthropic から直接使う場合は、Claude Opus 4.6 以降、Sonnet 4.6 以降、Fable のモデル
どのモードでも、聞かずには進まないもの
公式は、Bypass permissions も含めてどのモードでも自動では認めない操作を挙げています。主なものは次のとおりです。
- 「これは聞いてから」とはっきり決めておいたルールに当たる操作
- Claude があなたに質問するための道具
- パソコンの大事な場所(ホームフォルダの全体など)を丸ごと消すコマンド
あわせて読む
公式のページ
- Choose a permission mode(英語・原文)code.claude.com ↗
- 権限モードを選択する(公式の日本語版)code.claude.com ↗
- Use Claude Code Desktop の「Choose a permission mode」(デスクトップアプリでの説明)code.claude.com ↗
確認メモ:2026年10月1日に、公式の英語のページ2つを開いて、モードの一覧・デスクトップアプリでの切り替え方・Auto の条件を突き合わせました。公式のページに更新日の表示は無いため、この日付は「このサイトが確かめた日」です。公式のページは約8万字あり、ターミナルでの切り替え方(キー操作・起動のしかた)、組織の管理者向けの設定、Amazon Bedrock などを通して使う場合の条件、消すコマンドの細かい扱いは、このページには載せていません。「コマンド」「コンテナ・仮想マシン」の言い換えは公式の用語集に無く、ふつうの意味を一言で添えたものです。デスクトップアプリで Plan の案を認めるときの画面の選択肢は、公式のページではターミナルでの表示だけが書かれていたため、載せていません。