OpenAI の公式の説明(下の「公式のページ」)を、内容を足さずに読みやすい日本語に書き直したものです。公式の翻訳ではなく、OpenAI が作ったものでもありません。公式は予告なく変わるので、使う前に公式のページもご覧ください。
このページで分かること
- Codex Remote で、スマホから作業を始める・様子を見る・承認する・変わったコードを確かめる、ができること。作業そのものはつないだパソコンで動くこと
- つなぐ前にそろえるもの(Mac か Windows のデスクトップアプリ、同じアカウントとワークスペース)と、つなぎ方の3ステップ
- つながらない・承認の知らせが出ないときに確かめる所
先に知っておく言葉
- Codex Remote(Remote connection):つないだパソコンを通して、別の機器から ChatGPT や Codex の会話を使えるようにするつながり
- つないだパソコン(Connected host):Remote で開いた会話に、ファイル・道具・コマンドを動かす場所を出すパソコン
- ワークスペース:ChatGPT を仕事などで使うときの、アカウントがまとまって入る場所
- 承認:Codex が制限のある操作をしてよいか、あなたに聞いてくること
- 差分:ファイルのどこがどう変わったかを並べたもの
- Computer Use:ChatGPT が、画面を通してほかのアプリを操作できる、デスクトップアプリの機能
- MCP サーバー:MCP(Codex を外の道具や情報につなぐための決まった形)を通して、道具や情報を出すもの
- スキル:指示と、必要ならスクリプトなどをまとめた、使い回せる作業の手順
- サンドボックス:Codex のコマンドが触れる範囲を限る囲い
- SSO・多要素認証・パスキー:会社のアカウントでのサインインや、パスワードに加えて別の確かめを求めるサインインのしかた
Remote でできること
ChatGPT のスマホアプリと、つないだ Mac か Windows のパソコンの組み合わせで使います。使えるかどうかは、提供の進み具合とワークスペースの設定で変わります。
- つないだパソコンとプロジェクトを選び、してほしいことを書いて作業を始める。前からある会話を続ける
- 動いている作業を開いて様子を見て、新しい指示を送る・質問に答える
- Codex が求めたコマンドや操作を確かめて承認する
- 返事・変わったファイル・差分・試しの結果・ターミナルの出力・画面写真を見る
- 作業が終わったときや、あなたの返事が要るときに知らせを受け取る
- つないだパソコンや会話を切り替える
作業はスマホではなく、つないだパソコンの上で動きます。リポジトリのファイルや手元の文書、コマンド、MCP サーバー・スキル・ブラウザー・Computer Use は、どれもそのパソコンのものと設定が使われます。サインイン済みのサイトやアプリは、そのパソコンから届くときだけ使えます。サンドボックスの設定・安全の決まり・操作の承認は、つないだ会話にもそのまま効きます。
つなぐ前にそろえるもの
- 使うアカウントとワークスペースで Codex が使えること
- iOS か Android の、最新の ChatGPT スマホアプリ。iOS で Codex が見えない(または、まだ Remote と出るアプリで Remote が見えない)ときは、先に更新します
- Mac か Windows の、最新の ChatGPT デスクトップアプリ。パソコンは起きていてインターネットにつながり、同じアカウントとワークスペースでサインインしておきます。設定はデスクトップアプリから始めます。CLI や IDE 拡張機能からは設定できません
- そのアカウントやワークスペースで求められる多要素認証・SSO・パスキーの準備
- ワークスペースで使っている場合は、管理者が Remote Control のアクセスをオンにしないとつなげないことがあります
つなぎ方(3ステップ)
- パソコンで設定を始める:デスクトップアプリで Settings > Connections > Control this Mac or PC を開き、Set up か Add を選びます。遠隔からのアクセスを承認し、求められた確かめを済ませます
- QR コードを読み取る:パソコンに出た QR コードをスマホで読み取ると ChatGPT が開きます。同じアカウントとワークスペースか確かめ、求められたサインインの確かめを済ませて、つなぐことを承認します。公式は、自分のもので信頼できる機器だけをつなぐように、としています
- スマホから作業する:iOS の ChatGPT アプリで Codex を開き(まだ Remote と出るアプリではそちら)、つないだパソコンを選んで作業を始めるか続けます。パソコンは起こしたまま、インターネットにつないでおきます
- QR コードで組になるのは、その1台のスマホとその1台のパソコンです。操作したいパソコンごとに組にします
- 2026年6月8日以降に使ったつながりは、組のまま残ります。それ以降使っていないつながりは、両方のアプリを更新して組み直します
- つないだあとは、パソコンのアプリの Settings > Connections で、つないだ機器の管理、パソコンを起こしたままにするか、Computer Use をオンにするか、Chrome の拡張機能を入れるかを選べます
パソコン側で気をつけること
- パソコンが眠る・ネットが切れる・アプリを閉じると、使えるようになるまで遠隔の操作は止まります。公式は、電源につなぎ、使えるならパソコンのアプリの Settings > Connections で起こしたままにするように、としています
- Mac のノートは、ふたを開けて電源につないでいれば使えます。ふたを閉じるなら、外付けの画面もつなぎます。Sleep を選ぶと止まります
- Windows で Computer Use を使う作業では、ロックせずに使える状態にしておきます。Windows の Computer Use は手前の画面で動くためです
つながらないとき
- スマホにパソコンが出ない:パソコンでデスクトップアプリが動いているか、Allow other devices to connect をオンにしたか、両方が同じアカウントとワークスペースかを確かめます。2026年6月8日以降使っていなければ、両方を更新して組み直します
- サインインし直したら Remote Control がオフ:サインアウトすると Remote Control はオフになりますが、組は消えません。サインインしたらオンに戻します。オンにして Add を選んだときにエラーが出たら、パソコンのデスクトップアプリを再起動してやり直します
- 承認の知らせが出ない:iOS で Codex(または Remote)を開き、同じアカウントとワークスペースか確かめてから、QR コードを読み直すか、パソコン側から設定をやり直します。ワークスペースで使っているなら、管理者に Remote Control のアクセスがオンか確かめてもらいます
- 途中で切れる:パソコンが眠った・ネットが切れた・アプリが閉じた、のどれかを確かめます
- サインインの確かめで止まる:設定の途中に出たサインインの確かめを済ませてから、やり直します。それでも進まなければ、ワークスペースの管理者に Remote Control のアクセスを確かめてもらいます
公式が挙げている使いどころ
公式のページに書いてある向き・使い方だけを並べます。
- 机に戻らずに進める:作業の様子を追い、新しい指示を送る。Codex が続ける前に、求められたコマンドや操作を確かめる
- つなぐパソコンの選び方:まずはふだん ChatGPT を使っているノートかデスクトップから。続けて使える状態がほしいときや、別の環境がほしいときに、いつも動かしておくパソコンや SSH の接続先を足す
- いつも動かしておく Mac か Windows:長めの作業で、ChatGPT にいつでも届くようにしたいとき。使わせるプロジェクト・鍵・MCP サーバー・スキル・道具を、そのパソコンに入れておく
- ブラウザーやデスクトップの作業をさせたいとき:いつも動かしておくパソコンでは、Computer Use をオンにし、Chrome の拡張機能を入れておく
- Windows で Computer Use を使うとき:パソコンの画面はその作業に充て、スマホからは作業を始めたり様子を見たりする
- 別のパソコンで続ける:たとえば、ノートが使えないときにスマホからいつも動かしておくパソコンで会話を始め、あとでノートのアプリで同じ会話を続ける(Mac か Windows で、そのための Control other devices が使えるとき)
あわせて読む
公式のページ
- Codex Remote(英語。公式の日本語版はありません)learn.chatgpt.com ↗
- Remote connections(遠隔のつながり)learn.chatgpt.com ↗
確認メモ:2026年10月1日に、上の2つの公式ページ(英語)を開いて、要るもの、手順の数と順番、ボタンと設定の名前、組み直しが要る日付、つながらないときの確かめ方を1つずつ突き合わせました。公式のページに更新日の表示は無いため、この日付は「このサイトが確かめた日」です。Codex Remote のページは短く、つなぎ方や要るものは、そこからリンクされている Remote connections のページで補いました。SSH でつなぐ遠くの開発用パソコンの設定、会話と Git の状態をパソコンどうしで移す Handoff、別のパソコンを操作するための Control other devices の追加のしかた、ワークスペースの設定で ChatGPT Work の会話を手元のパソコンとクラウドでつなぐ仕組み(Local computer access with Work Cloud。公式は Codex Remote の動きは変えないとしています)、遠くのパソコンをネットにさらさないための注意は、スマホからつないで使い始めるのに要らないため載せていません。Codex Remote のページの手順3は iOS のアプリで説明していますが、Remote connections のページでは Android のスマホアプリからも操作できるとしています。「ワークスペース」「差分」「SSO・多要素認証・パスキー」の言い換えは、公式の用語集に無く、ふつうの意味を一言で添えたものです(差分は、用語集の Diff を短くしたものです)。「Remote connection」「Connected host」「承認(Approval request)」「Computer Use」「MCP サーバー」「スキル」「サンドボックス」は、公式の用語集の説明に沿っています。公式の用語集の Handoff は Local と Worktree の間で会話を移すことを指し、Remote connections のページのパソコンどうしの Handoff とは使い方が違います。