OpenAI の公式の説明(下の「公式のページ」)を、内容を足さずに読みやすい日本語に書き直したものです。公式の翻訳ではなく、OpenAI が作ったものでもありません。公式は予告なく変わるので、使う前に公式のページもご覧ください。
このページで分かること
- Claude Code・Claude Cowork・Cursor で使ってきた決まりごとや設定、作業を、ChatGPT デスクトップアプリへ持ってくる手順
- 持ってこられるものと、それぞれが Codex 側でどこに入るか
- 持ってきたあとに、仕上げの設定と見直しが要るもの
先に知っておく言葉
- エージェント:自分で考えて道具を使い、作業を進める AI。ここでは Claude Code や Cursor のような、ほかの会社の AI も含めて呼びます
- Codex CLI:ターミナル(文字でコマンドを打つ画面)で Codex を使う版
- スキル:指示と、必要に応じた仕組みや資料をまとめて、くり返し使える作業の手順
- プラグイン:スキルやつなぎ先などの機能をまとめて入れられるもの
- プロジェクト:関係する会話や資料をまとめたもの、またはファイルを使う作業のためのパソコンの中のフォルダ
- AGENTS.md:Codex にいつも守ってほしい決まりごとを書いておくファイル
- config.toml:Codex の設定を書いておく、パソコンの中のファイル
- Memories:Codex がセッションをまたいで使い回せる、パソコンの中にためた手がかり
- MCP サーバー:MCP(Codex をほかの道具や情報とつなぐ決まった方式)で、道具や情報を出してくれる外の仕組み
- フック(Hook):決まった出来事(道具を使った・確認を求めた・やり取りが止まった、など)が起きたときに動く仕掛け
- サブエージェント:作業の一部を受け持つために立ち上がる、専門の手伝い役
どこから持ってこられるか
- ChatGPT デスクトップアプリ:Claude Code・Claude Cowork・Cursor から持ってこられます。対応しているものはそのまま取り込まれ、許可が要るプラグインやつなぎ先は、あとから設定を仕上げます。取り込んだ作業を、もとのエージェントと自動で合わせ続けることもできます
- Codex CLI:Claude Code か Cursor から持ってこられます
持ってきても、もとのエージェントの設定は変わらず、消えもしません。
デスクトップアプリで持ってくる(5ステップ)
- Settings > Import を開きます。設定の中に Import がまだ無いときは、General を開き、Import other agent setup を探します
- Import を選びます
- 持ってきたいエージェントを選び、Continue を押します
- Select items to import で持ってくるものを選び、Continue を押します
- 終わったら、取り込んだプロジェクトか会話を開いて、続きの作業をします
自動で合わせ続けたいときは、同じ Settings > Import で自動の更新をオンにします。これまでに取り込んだ記録も、ここで見られます。
取り込みのときに起きること
取り込みの流れでは、まず、あなた個人の設定(パソコンの中のファイル)と、選んだリポジトリ(コードの置き場所)やフォルダの中のプロジェクトの設定の両方を調べます。そのうえで、ChatGPT は次の順に進めます。
- 対応している設定と、最近の作業を見つけます
- 選んだものを取り込みます
- もとのエージェントの設定には手を付けません
- 取り込んだプラグインやつなぎ先に、まだ設定が要るかを確かめます
- 仕上げが要るときは、知らせのカードを出します
持ってこられるものと、入る先
- 決まりごとを書いたファイル → AGENTS.md
settings.json→ config.toml- スキル → スキル
- プラグイン → プラグイン
- 今あるプロジェクトのフォルダ → 同じフォルダを使うプロジェクト
- Claude Code のプロジェクトの記憶 → Memories
- 30日以内の会話 → ChatGPT の会話
- MCP サーバーの設定 → Codex の MCP の設定
- フック → Codex のフック
- スラッシュコマンド(
/で始まる命令) → スキル - サブエージェント → Codex のサブエージェント
持ってきたあとの仕上げ
取り込みが終わると、アプリの左下に知らせのカードが出ます。まだ設定が要るプラグインやつなぎ先があれば、カードに出ます。気を付けるものとして出た項目は、Finish を押し、案内に沿って設定を済ませます。
公式が挙げている使いどころ
公式のページに書いてある向き・使い方だけを並べます。
- 使い込む前に見直す:公式は、取り込んだ設定を本格的に使う前に見直すように、としています。とくに挙げているのは次のものです
- 取り込んだスキルやエージェントに付いている、道具の制限や権限
- 独自のログインの方法・追加の情報・環境変数・つなぎ方を使う MCP サーバーの設定。もう一度サインインが要ることがあります
- 取り込んだあとに動きが変わることがあるフック
- プラグインや、プラグインの配り場(マーケットプレイス)など、手で続きの設定が要るもの
- 引数・シェルでの埋め込み・ファイルの場所の差し込みを使う、ひな形の指示やコマンド型の指示
- 続きの始め方:取り込みが終わったら、取り込んだプロジェクトの1つを開いて、そこから続けるように、としています
あわせて読む
公式のページ
- Import from another agent(ほかのエージェントから持ってくる、英語。公式の日本語版はありません)learn.chatgpt.com ↗
確認メモ:2026年10月1日に、上の公式ページ(英語)を開いて、持ってこられるエージェントの名前・手順の数・ボタンと設定の名前・持ってこられるものと入る先の対応を1つずつ突き合わせました。公式のページに更新日の表示は無いため、この日付は「このサイトが確かめた日」です。載せなかったもの:Codex CLI での手順(/import と打って Claude Code か Cursor を選ぶ流れ)と、CLI で持ってこられる会話の数(30日以内の50件まで)、/import が使えない場面(作業の途中・リモートのセッション・手元の app-server につないでいるとき)。デスクトップアプリで持ってくるのに要らないため外しました。「エージェント」は、公式の用語集では Codex のエージェントのことですが、このページではほかの会社の AI も含めた呼び名として使っています。「スラッシュコマンド」は、公式の用語集では Codex CLI で使うものの説明ですが、このページではもとのエージェントのコマンドを指します。「リポジトリ」「シェル」「マーケットプレイス」の言い換えは、公式の用語集に無く、ふつうの意味を一言で添えたものか、言い換えずに名前だけを載せたものです。「環境変数」は用語集にありますが(Environment variable)、本文では言い換えていません。「Claude Cowork」「Cursor」は公式のページに説明が無く、名前だけを載せています。