Anthropic の公式の説明(下の「公式のページ」)を、内容を足さずに読みやすい日本語に書き直したものです。公式の翻訳ではなく、Anthropic が作ったものでもありません。公式は予告なく変わるので、使う前に公式のページもご覧ください。
このページで分かること
- デスクトップアプリの Code の画面で、Claude が書き換えたファイルを1つずつ見比べる「diff ビュー」の開き方
- 気になる行にコメントを付けて、まとめて Claude に直しを指示するやり方
- Review code で、コミットの前に Claude に変更を点検させるやり方と、点検で見るもの・見ないもの
先に知っておく言葉
- 差分(diff):ファイルの「変更前」と「変更後」の違い。足された行と消えた行が分かります
- diff ビュー:その差分を見るための画面。左にファイルの一覧、右にファイルごとの変更が出ます
- コミット:変更を git(変更の記録を残す仕組み)に1つの区切りとして記録すること
- プルリクエスト:変更を取り込んでもらう前に、ほかの人に見てもらうための申し出
- ペイン:Code の画面の中に並べて置ける、ひとつひとつの区画(会話・差分・ターミナルなど)
diff ビューを開く
- Claude がファイルを書き換えると、会話の中に
+12 -1のような印が出ます。足した行の数と消した行の数です(この例なら12行足して1行消した、の意味) - その印を押すと diff ビューが開きます
- 左の一覧でファイルを選ぶと、右にそのファイルの変更が出ます
差分のペインは、キー操作でも出したりしまったりできます。Mac は Cmd Shift D、Windows は Ctrl Shift D です。
公式は diff ビューを、プルリクエストを作る前に、変更をファイルごとに見直すためのものとしています。
行にコメントを付けて、直しを指示する
- diff ビューで、気になる行を押します。コメントを書く欄が開きます
- 直してほしいことを書いて Enter を押すと、その行にコメントが付きます
- ほかの行にも、同じようにコメントを付けていけます
- 付け終わったら、Mac は
CmdEnter、Windows はCtrlEnterで、全部のコメントをまとめて送ります
Claude はコメントを読んで、書かれたとおりに直します。直した分は新しい差分として出るので、また同じように見直せます。
Review code で、Claude に点検させる
- diff ビューを開きます
- 右上の道具の並びにある Review code を押します
- Claude がいまの差分を調べて、diff ビューの中にそのままコメントを書き込みます
- どのコメントにも返事ができます。Claude に直しを指示することもできます
公式は、この点検をコミットの前に変更を評価させるためのものとしています。
点検で見るもの(公式の挙げているもの):
- プログラムとして組み立てられない誤り(コンパイルのエラー)
- はっきりした処理の誤り
- セキュリティの弱点
- 明らかな不具合
点検で見ないもの:
- 書き方の好みや、見た目の整え方
- 今回の変更より前からあった問題
- 書き方を自動で調べる道具(リンター)が見つけるようなもの
Manual のときの見え方
権限モード(Claude が聞かずにどこまで進めてよいかの設定)が Manual のときは、Claude はファイルを書き換える前やコマンドを動かす前にあなたに聞きます。そのとき差分が見えて、変更ごとに認めるか断るかを選べます。
画面の置き方
この節の画面の置き方は、Claude Desktop v1.2581.0 以降で使えます。
- 差分は、ほかのペインと並べて置けます。ペインの上の部分をつかんで動かすと場所が変わり、ふちを動かすと大きさが変わります
- 差分のペインを、別の窓として切り離せます。済んだら元の画面に戻せます。そのあいだも Claude は元の窓で作業を続けます
- 差分の画面に出ているファイルの場所を押すと、ファイルのペインで開きます(Local と SSH のセッションだけ。HTML・PDF・画像・動画は Browser ペインで開きます)。少し直して Save を押せば、そのファイルに書き戻せます
公式が挙げている使いどころ
公式のページに書いてある向き・使い方だけを並べます。
- diff ビュー:プルリクエストを作る前に、変更をファイルごとに見直す
- 行へのコメント:複数の行にコメントを付けてから、まとめて送る
- Review code:コミットの前に、Claude に変更を評価させる。はっきりした問題に絞って見るもので、書き方の好みなどは見ません
あわせて読む
公式のページ
- Use Claude Code Desktop の「Review changes with diff view」「Review your code」(英語・原文)code.claude.com ↗
- デスクトップアプリの「diff ビューで変更を確認する」「コードを確認する」(公式の日本語版)code.claude.com ↗
- Glossary(用語集。上の「先に知っておく言葉」の言い換えに使いました)code.claude.com ↗
確認メモ:2026年10月1日に、公式のデスクトップアプリのページ(英語・日本語)を開いて、diff ビューの開き方・行へのコメントの送り方・Review code の場所と点検の範囲・キー操作を突き合わせました。公式のページに更新日の表示は無いため、この日付は「このサイトが確かめた日」です。公式のページは約8万5千字あり、このページで使ったのは diff ビューと Review code の節、それに差分にかかわるキー操作・画面の置き方・権限モードの一覧の1行だけです。プルリクエストの状態を見守る機能、アプリの動作を確かめる画面(プレビュー)、そのほかの機能は、このページには載せていません。「差分(diff)」「diff ビュー」「コミット」「プルリクエスト」「ペイン」「リンター」の言い換えは公式の用語集に無く、ふつうの意味を一言で添えたものです。公式のページには、デスクトップアプリ以外(ターミナルで使う版など)での差分の見方は書かれていないため、このページはデスクトップアプリの Code の画面の話だけです。この節について、英語版と日本語版の内容に違いはありませんでした。