Anthropic の公式の説明(下の「公式のページ」)を、内容を足さずに読みやすい日本語に書き直したものです。公式の翻訳ではなく、Anthropic が作ったものでもありません。公式は予告なく変わるので、使う前に公式のページもご覧ください。
このページで分かること
- 公式のプロンプトライブラリが、Claude Code への指示の例を、作業と役割の札(タグ)で分けて集めたページであること
- 例の探し方と、写して使うまでの流れ(検索・札で絞る・空欄を書き換える・コピーする)
- 札ごとの例をひとつずつ(日本語の短い言い換え)と、公式が挙げる「効く指示」の共通点
先に知っておく言葉
- プロンプト:Claude に送る指示の文
- 札(タグ):例に付いている分類の印。押すと、その印の付いた例だけが並びます
- CLAUDE.md:Claude への決まりごとを書いておくファイル。セッションを始めるたびに読み込まれます
- スキル:指示や手順をファイルに保存しておき、
/名前で呼び出して使い回すもの - コミット:変更をひとまとまりとして記録すること(git というしくみの言葉)
- MCP サーバー:Claude に、ほかのサービスや道具を使える力を足すプログラム
- コネクタ:claude.ai のアカウントのほうに足した MCP サーバー。Claude Code の設定に書いて足すものとは置き場所が違います
どんなページか
- Claude Code にそのまま送れる指示の例が、52件並んでいます(2026年10月1日に確かめた数)
- 例はどれも、Anthropic が公開している資料(公式の「Common workflows」「Best practices」のページ、Anthropic のチームの使い方を紹介したブログ、組織での導入のガイド)にあるやり方をもとにしています。カードごとに出典へのリンクがあります
- 例の文は英語です。全文はこのページには載せていないので、公式のページで見てください
例の探し方
- 最初に試す5つ:ページを開くと ★ Start here の札が選ばれていて、公式が「最初に試す」としている5つが番号順に並びます
- 札で絞る:作業や役割の札を押すと、その札の付いた例だけになります。Start here 以外の並びでは、例は進め方の段階(Discover・Design・Build・Ship・Operate)と作業の種類ごとにまとめて並びます
- 言葉で探す:上の Search prompts… の欄に言葉を入れると、題・指示の文・説明から探します
- 全部を見る:Clear を押すか、Show all のボタンを押すと、絞り込みが外れます。札の並びの端に、いま並んでいる件数が出ます
例を写して使う
- 例の題を押すと、カードが開きます
- 指示の中に色の付いた欄があるものは、そこを自分の場合に書き換えます(Fill in and copy)。最初は公式の見本の言葉が入っています
- Copy を押すと、書き換えた指示がコピーされます。それを Claude Code の入力欄に貼って送ります
カードには、ほかに次のものが出ます。
- Why this works:その指示がなぜうまくいくかの説明
- Make it stick:同じことを繰り返し使えるようにする次の一歩(スキルにする、CLAUDE.md に書く、など)。付いていないカードもあります
- From:出典
- Needs:使う前に用意が要るもの(下の「用意が要る例」)
- 画像・エラーの文・ファイルなどを先に貼る例には、何を貼るかの案内が出ます
札の種類
- 作業の札(13):Understand・Plan・Prototype・Build・Test・Refactor・Review・Steer・Debug・Git・Release・Data・Automate
- 役割の札(6):Product・Design・Docs・Marketing・Security・On-call(呼び出しを受けて障害に当たる担当)。役割の札が付いていない例もあります
札ごとの例(ひとつずつ、日本語の短い言い換え)
- Understand:このコード全体の作りと、主なフォルダ、部品のつながりをざっと教えて(Start here の1番目)
- Plan:〇〇を△△に合わせて作り直す進め方を考えて。変えるファイルを並べるだけで、まだ何も書き換えないで
- Prototype:(見本の画像を貼ってから)この画面のとおりに、押して動かせる試作品を作って
- Build:〇〇の作り方を見て、同じやり方で△△を作って
- Test:〇〇のテストを書いて、動かして、落ちたら直して(Start here の4番目)
- Refactor:古い〇〇を使っている所をすべて新しい△△に移して。先に直す場所を全部挙げてから変えて
- Review:まだコミットしていない変更を見て、危なそうな所をコミットの前に教えて(Start here の5番目)
- Steer(進む向きを直す):違います。〇〇なので、別のやり方で
- Debug:〇〇のテストが落ちている。原因を探して直して(Start here の3番目)
- Git:この変更を、何をしたかをまとめた説明を付けてコミットして
- Release:2つの版のあいだの変更を比べて、新機能・直し・互換の無い変更に分けたお知らせの下書きを作って
- Data:〇〇のファイルを読んで、主な傾向をまとめて、結果を△△に書き出して
- Automate:このセッションでしたことをまとめて、CLAUDE.md に足すとよいことを挙げて
Start here の2番目は Understand の札の「〇〇をしている所はどこ?」という例です。
用意が要る例
Needs の印が付いた例は、先に次の用意が要ります。
- 課題の管理の道具(チケットを作る例など):その道具を claude.ai のコネクタか MCP サーバーとして足しておく
- GitHub(課題の番号から直す例など):gh CLI(GitHub をターミナルから使う道具)にログインしておくか、GitHub を claude.ai のコネクタとして足しておく
- 画面を写して確かめる仕組み(画面の写真のとおりに作る例):デスクトップアプリには最初から入っています。ターミナルで使うときは、Chrome 拡張機能か、Playwright の MCP サーバーを入れます
- データの置き場所・ログ:claude.ai のコネクタか MCP サーバーとして足しておく
公式が挙げている使いどころ
公式のページに書いてある、うまくいく指示の共通点と、すすめだけを並べます。
- 手順ではなく、欲しい結果を書く:ファイルの場所を書かなくても、Claude が探します
- 自分で確かめる方法を一緒に渡す:動かす・テストする・見比べる・確かめる、を同じ指示に入れると、1回で止まらずに直しを重ねます。仕上がった変更を動いているアプリで確かめるには
/verifyを使う、とあります - お手本を示す:まねてほしい今あるファイル・テスト・やり方の名前を挙げる
- 測れる目標を書く:速さやテストの範囲が目的のときは、何をどこまで、の数字を入れる
- 現物を渡す:エラーの文・ログ・画面の写真・計画の出力をそのまま貼るか、
@でファイルを指す。言葉で伝え直したものより、元のものを Claude が直接読めます - 答えの形を書く:形・長さ・誰に向けるかを書く。いつも同じ形にしたいときは出力スタイルの設定を使う、とあります
- 次の一歩:例は出発点で、うまくいったらスキルとして保存して
/名前でチームの誰でも使えるようにし、Claude が覚えた決まりは CLAUDE.md に書いておく。大きな変更や危ない変更は、Plan モードで、書き換える前に変えるファイルの一覧を見る、とあります
あわせて読む
- 一般的なワークフロー(Common workflows):不具合の調べ方・作り直し・テストなどの進め方
- 権限モード(Permission mode):Claude に聞かずに進めさせる範囲と、切り替え方
公式のページ
- Prompt library(英語・原文)code.claude.com ↗
- プロンプトライブラリ(公式の日本語版)code.claude.com ↗
- Glossary(用語集。上の「先に知っておく言葉」の言い換えに使いました)code.claude.com ↗
確認メモ:2026年10月1日に、公式の英語のページと日本語のページを開いて、例の件数・札の名前・Start here の5つ・カードに出る項目・Needs の中身・共通点の6つを突き合わせました。公式のページに更新日の表示は無いため、この日付は「このサイトが確かめた日」です。例の文そのものは公式の文章なので、全部は訳さず、作業の札ごとにひとつだけ、短く言い換えて載せました(〇〇・△△は、公式のカードで色の付いた書き換える欄です)。役割の札ごとの例、進め方の段階ごとの数、出典のブログや動画の講座の案内、チームで入れるときの管理の設定と料金のページへの案内は、このページには載せていません。「プロンプト」「札(タグ)」「コミット」の言い換えは公式の用語集に無く、ふつうの意味を一言で添えたものです。公式の日本語版は、札の名前・ボタン・カードの題と説明が日本語になっていますが、指示の文そのものは英語のままで、例の数と中身は英語版と同じでした。札の名前やボタンは、英語版の表示で書いています。