OpenAI の公式の説明(下の「公式のページ」)を、内容を足さずに読みやすい日本語に書き直したものです。公式の翻訳ではなく、OpenAI が作ったものでもありません。公式は予告なく変わるので、使う前に公式のページもご覧ください。
このページで分かること
- デスクトップアプリでよく使うキーボードの近道(ショートカット)を、Mac と Windows・Linux に分けて
- Codex CLI で
/から始めて打つコマンド(スラッシュコマンド)のうち、会話・設定・変更の確かめに使う主なもの - VS Code などの IDE 拡張機能で使えるコマンドと、近道の割り当て方
先に知っておく言葉
- ショートカット:決まったキーの組み合わせで、メニューを開かずに操作を呼び出すこと
- Codex CLI:ターミナル(文字でコマンドを打つ画面)で Codex を使う版
- Slash command:先頭に
/を付けて打つコマンドで、Codex CLI のセッションを操作したり状態を見たりするもの - Codex IDE extension:VS Code などの、プログラムを書く道具(IDE)の中で Codex を使う版
- Context:作業中に Codex が使える情報。たとえば、ファイル、それまでのやり取り、指示など
- Diff:確かめるために表示される、Git のファイルの変更のまとまり
デスクトップアプリの主なショートカット
公式は Mac・Windows・Linux ごとに最初の割り当てを載せています。下は Windows と Linux で同じものだけを選んでいます。「Codex だけ」などの条件は公式の表のとおりです。
| 操作 | Mac | Windows・Linux |
| --- | --- | --- |
| コマンドメニューを開く | ⌘+⇧+P か ⌘+K | Ctrl+Shift+P か Ctrl+K |
| 設定を開く | ⌘+, | Ctrl+, |
| ショートカットの一覧を開く | ⌘+/ | Ctrl+/ |
| フォルダを開く(Codex と Work だけ) | ⌘+O | Ctrl+O |
| 新しい Chat | ⌘+N | Ctrl+N |
| Quick chat(ChatGPT だけ) | ⌘+⌥+N | Ctrl+Alt+N |
| Chat・Work・Codex の切り替え(この順) | ⌃+1・2・3 | Alt+1・2・3 |
| モデルの選択を開く | ⌃+⇧+M | Ctrl+Shift+M |
| 許可を求められたときに許す・断る | ⏎・Esc | ⏎・Esc |
| Chat の中を探す | ⌘+F | Ctrl+F |
| ファイルを探す(Codex だけ) | ⌘+P | Ctrl+P |
| ターミナルを出す・隠す(Codex だけ) | ⌃+ | Ctrl+ |
| 変更を確かめるタブを開く(Codex だけ) | ⌃+⇧+G | Ctrl+Shift+G |
- 機能や画面が使えるときにだけ出るショートカットもあります
- Settings > Keyboard Shortcuts で、探す・変える・元に戻すができます。コマンドの名前でも、キーを押して探す形でも探せます
- Appshot のショートカットは別で、Settings > Appshots にあります。Mac の最初の割り当ては ⌘ を2つ同時に押すことです
- Linux では、試験中の Wayland への対応がショートカットに影響することがあります
過去の Chat を探す・Chat の中を探す
- Search chats:前の Chat を開き直します。最初はショートカットが付いていないので、使うなら Settings > Keyboard Shortcuts で割り当てます。広く探す機能が使えるときは、Chat の中身の言葉や Git のブランチの名前でも探せます
- Find in chat:開いている Chat の中だけで言葉を探します。ほかの Chat は探しません
デスクトップアプリで / から始めるコマンドは、公式の別のページ(Slash commands)にまとまっています。Web の ChatGPT には別のコマンドの一覧があり、Codex のスラッシュコマンドや CLI のコマンドは使えません。
Codex CLI のスラッシュコマンド
入力欄で / を打つと一覧が出ます。続けて名前を打つと絞り込めます。Codex が作業している最中に打って Tab を押すと、次の番まで待たせておけます。
会話を始める・続ける
/new:同じ CLI のまま新しい Chat を始めます。画面は消しません/clear:画面を消して新しい Chat を始めます。Ctrl+L は画面を消すだけで、Chat はそのままです。作業中はどちらも使えません/resume:保存した Chat の一覧から選んで続けます/rename:Chat の名前を変えます/fork:今の Chat を写して、新しい Chat に分けます。元のやり取りはそのまま残ります/side:本筋の Chat を止めずに、使い捨ての脇の Chat を開きます。脇の Chat の中と、点検の最中には使えません/compact:それまでのやり取りを要約して、Context の空きを作ります/copy:最後に仕上がった返事を写します。Ctrl+O でも同じです
設定を変える・様子を見る
/model:モデルを選びます(使えるときは考える深さも)。一覧には、自分のアカウントとワークスペースで使えるモデルだけが出ます/fast:モデルの Fast の速さをオン・オフします。今のモデルに Fast が無ければ、このコマンドは出ません/permissions:Codex が聞かずにしてよい範囲を変えます。たとえば Auto と Read Only の切り替えです/plan:計画を立てる動き方に切り替えます。Codex が作業中のときは使えません/goal:Codex に追わせる目標を決めます。目標は空にできず、4,000字までです/status:今のモデル・許可の決まり・書き込める場所・Context の使い具合を表示します/usage:アカウントの ChatGPT のトークンの使い具合を、日・週・累計で見ます。Codex のサービスのアカウントでサインインしていないと、サインインを求められます
変更を確かめる・手がかりを渡す
/diff:Git の変更を、まだ Git が追っていないファイルも含めて表示します/review:作業中の変更を Codex に点検させます/mention:ファイルやフォルダを Chat に添えます。入力欄で@を打つと、作業フォルダのファイルを探して、その場所(パス)を指示の文に入れられます/init:今のフォルダにAGENTS.mdのひな形を作ります
終わる
/quit・/exit:CLI を終わります。Ctrl+C でも閉じます/logout:サインインを外し、パソコンに残した認証の情報を消します
/app は、Mac と Windows で、今のセッションをデスクトップアプリで開きます。アプリが入っていないか動いていないと、エラーになります。
ターミナルで打つ主な codex コマンド
codex:対話しながら使う画面を開きますcodex resume:前の続きから始めます。--lastは今のフォルダの中の最新の1つで、--allを足すとすべてから探しますcodex login:何も付けなければ、ブラウザーが開いて ChatGPT のアカウントでサインインします。API キーなどでもサインインできますcodex app:Mac か Windows でデスクトップアプリを開きます。入っていなければ、入れる手順が始まりますcodex update:入れた版が自分で更新できるものなら、CLI の新しい版を確かめて入れます
IDE 拡張機能のコマンド
VS Code のコマンドパレットから、Codex のコマンドを呼べます。たとえば chatgpt.newChat(新しい Chat、最初の割り当ては Mac で Cmd+N、Windows・Linux で Ctrl+N)や、選んだ範囲・ファイル全体を今の Chat に手がかりとして足すコマンドがあります。
ショートカットの割り当て方:
- コマンドパレットを開きます(Mac は Cmd+Shift+P、Windows・Linux は Ctrl+Shift+P)
- Preferences: Open Keyboard Shortcuts を実行します
Codexかコマンドの名前で探します- 鉛筆の印を押して、使いたいキーを押します
IDE 拡張機能の入力欄でも / でコマンドを使えます。/local(自分のパソコンで動かす)、/cloud(クラウドで動かす。使えるときだけ)、/worktree(新しい Git の worktree で動かす)、/reasoning(考える深さを選ぶ)など、CLI に無いものもあります。
公式が挙げている使いどころ
公式のページに書いてある向き・使い方だけを並べます。
/compact:長いやり取りのあとに使うと、大事な点を残したまま Context の上限を超えずに済む/review:Codex が作業を終えたあとや、手元の変更を別の目で見てほしいとき/diff:コミットやテストの前に、Codex の書き換えを確かめるとき/fork:今のやり取りを失わずに、別のやり方を試したいとき/side:本筋のやり取りを乱さずに、1つのことだけ聞きたいとき/permissionsと/approve:聞かずにしてよい範囲を変えるのは/permissions。/approveは、自動の点検に断られた直前の操作を1回だけやり直したいときだけ使う/goal:長い指示は、ファイルに書いて、目標からそのファイルを指す/init:作られたAGENTS.mdを読み、自分のリポジトリの決まりに合わせて直す/logout:共用のパソコンで使ったとき/quit・/exit:大事な作業を保存かコミットしてから使う- CLI の起動の指定:フォルダの中で済む、人が見ていない作業には
--sandbox workspace-writeを使い、--dangerously-bypass-approvals-and-sandboxは専用の囲われた仮想マシンの中でなければ避ける。書き込める場所を増やすときは、--sandbox danger-full-accessでなく--add-dirを使う
あわせて読む
公式のページ
- Commands(デスクトップアプリのコマンド、英語。公式の日本語版はありません)learn.chatgpt.com ↗
- Developer commands(CLI の表示)learn.chatgpt.com ↗
- Developer commands(IDE 拡張機能の表示)learn.chatgpt.com ↗
確認メモ:2026年10月1日に、上の公式ページ(英語)を開いて、ショートカットのキー・コマンドの名前・使えない場面の条件を1つずつ突き合わせました。Developer commands のページは、表示を CLI と IDE 拡張機能で切り替えると中身が変わるため、両方を読みました。公式のページに更新日の表示は無いため、この日付は「このサイトが確かめた日」です。載せなかったもの:Windows と Linux で割り当てが違うショートカット(全画面の切り替え、前を探す、環境の操作など)や、ブラウザー・タブ・画面の並びのショートカットの多く、アプリの決まった画面を開くリンク(codex:// で始まるもの)、CLI の起動のときの細かい指定、codex exec などのスクリプトから動かすためのコマンド、開発・調べ用のコマンド、プラグインや MCP の管理のコマンド、見た目や表示を変えるスラッシュコマンド(/theme・/statusline・/pets など)、Windows だけのスラッシュコマンド、ほかの AI の設定を持ってくる /import、Chat を完全に消す /delete。CLI のコマンドとフラグの一覧の表は、ページの文章として読めなかったため、成熟度(ベータなど)の表示は載せていません。デスクトップアプリの入力欄で使うスラッシュコマンドは、公式の Slash commands のページにあり、このページでは扱っていません。「ショートカット」「ターミナル」「IDE」の言い換えは、公式の用語集に無く、ふつうの意味を一言で添えたものです。公式の用語集では Slash command の使う場所は CLI だけとされていますが、Developer commands のページでは IDE 拡張機能の入力欄にも / のコマンドがあるため、両方を載せました。