Anthropic の公式の説明(下の「公式のページ」)を、内容を足さずに読みやすい日本語に書き直したものです。公式の翻訳ではなく、Anthropic が作ったものでもありません。公式は予告なく変わるので、使う前に公式のページもご覧ください。
このページで分かること
- プラグインとは何か、公式が「プラグインを使うとき」としている場面
- デスクトップアプリとターミナルで使う版(CLI)での入れ方と、入れる範囲の選び方
- 入れたプラグインの止め方・外し方・更新のされ方と、マーケットプレイスの見分け方
先に知っておく言葉
- プラグイン:スキル・フック・サブエージェント・MCP サーバーを、1つにまとめて入れられる形にしたもの
- スキル:指示・知識・手順を書いたファイル。Claude が必要なときに読み込むほか、
/スキル名と打って呼び出せます - サブエージェント:自分の記憶を別に持ち、任された作業の要約を元の会話に返す、補助役の AI
- フック:決まった時点(ファイルを書き換えたあとなど)に、毎回自動で動く処理
- MCP サーバー:Claude に外のサービスや道具を使わせるプログラム
- マーケットプレイス:プラグインの一覧と、それぞれの取りに行き先を書いた目録。お店のサイトではありません
- コンテキストウィンドウ:そのセッションの作業の記憶。会話・読んだファイル・読み込んだスキルなどが入ります
- SSH・WSL・クラウドのセッション:別のパソコンにつないで動かすセッション/Windows の中の Linux の環境で動かすセッション/あなたのパソコンでなくクラウドの機械の上で動くセッション
- リポジトリ:git で変更の記録を取っているプロジェクトのフォルダ
プラグインとは
- 1つのフォルダに、スキル・エージェント(サブエージェント)・フック・MCP サーバーなどが入っていて、Claude Code がそれをひとまとまりとして入れ、読み込みます
- 多くはマーケットプレイスから入れます。人からもらったフォルダから読み込むこともできます
- プラグインのスキルは、
/プラグイン名:スキル名という名前で呼び出します。名前の頭が付くので、いくつものプラグインを並べて使えます
入れる前に知っておくこと
有効にしたプラグインは、使っていないセッションも含めて、すべてのセッションに加わります。
- 記憶と使用量:Claude が自分から使えるスキルなどは、その名前と説明が毎回 Claude の記憶に入ります。使用量にも数えられ、そのぶんコンテキストウィンドウが狭くなります。全文が読み込まれるのは、使うときだけです
- 動き続けるもの:プラグインの MCP サーバーは、有効にしたセッションと一緒に動きます。フックも、決まった時点で動きます
- 権限:プラグインが動かすものは、あなたの権限で動きます。どのマーケットプレイスのものでも同じです
デスクトップアプリで入れる
Code の画面の、自分のパソコンか SSH のセッションで行います。
- 入力欄の横の + ボタンを押し、Plugins → Add plugin を選びます。足してあるマーケットプレイス(Anthropic の公式のものを含む)のプラグインが並びます
- 入れたいプラグインを選びます
- 入れる範囲を選びます(あなたのアカウント・このプロジェクト・ローカルだけ。下の「入れる範囲」)
あとで有効・無効を切り替えたり外したりするときは、+ → Plugins → Manage plugins を使います。この画面はクラウドのセッションでは使えず、デスクトップアプリで入れたプラグインはクラウドのセッションでは読み込まれません。WSL のセッションでは、プラグインは使えません。
ターミナルで使う版(CLI)で入れる
公式の例は、変更の記録・送り出し・取り込みの依頼(コミット・プッシュ・プルリクエスト)のためのコマンドを足す commit-commands です。
- プロジェクトで
claudeを起動し、/plugin install commit-commands@claude-plugins-officialと打ちます。すぐには入らず、そのプラグインの詳しい画面が開きます(名前を付けずに/pluginと打つと、Discover タブで探せます) - 詳しい画面を読みます。説明のほか、Will install に、足されるコマンド・スキル・フック・MCP サーバーなどが出ることがあります。公式のマーケットプレイスのものは、Context cost に、毎回のメッセージに加わる量(Every turn)と、使ったときに加わる量(When invoked)の見積もりが出ます。この見積もりは、手順1のようにマーケットプレイスの名前を付けて開いたときか、Marketplaces タブから開いたときに出ます
- 入れる範囲を選びます
- 最後に出るまとめの文を見ます。
Plugin is now active.ならそのまま使えます。Run /reload-plugins to activate.なら、Claude Code が読み込み直しをします(警告が出て保留になったときは、/reload-plugins --forceで反映できます)。The plugin couldn't be loadedのときは、/pluginの Errors タブで理由を見ます /を打って、/commit-commands:commitが出てくれば入っています
人から渡された入れるための命令で、@ のうしろが claude-plugins-official でないときは、先にそのマーケットプレイスを足します(/plugin marketplace add のうしろに、たとえば GitHub の 持ち主/リポジトリ名 を書きます)。
入れる範囲
- ユーザー:このパソコンのすべてのプロジェクトで、あなたに有効になります
- プロジェクト:そのリポジトリで作業する人みんなに有効になります。ただし設定が共有されるだけなので、それぞれの人が自分のパソコンで一度入れる必要があります
- ローカル:そのリポジトリだけで、あなたに有効になります
同じプラグインがいくつもの範囲にあるときは、ローカル、プロジェクト、ユーザーの順に優先されます。ターミナル・デスクトップアプリの自分のパソコンのセッション・VS Code は同じ設定ファイルを読むので、ユーザーの範囲で入れたものは、同じパソコンのほかの2つでも使えます。
入れたあとの管理
- 一覧:CLI では
/pluginの Installed タブ(Tab キーで移ります)。Space で有効・無効を切り替え、Enter で詳しい画面を開きます。詳しい画面から Update now(いますぐ更新)や Uninstall(外す)を選べます - 止めるだけ:外さずに止めるなら、無効にします
- 使っていないもの:自分で入れて最近使っていないプラグインは、Not used recently の見出しの下に並びます
- 更新:マーケットプレイスの自動更新がオンなら、セッションを始めたあとに手元の写しが新しくなります。いま動いているセッションは前の版のままで、
/reload-pluginsで反映するか、次のセッションから新しい版になります。自動更新が最初からオンなのは、claude-plugins-officialなどの公式の名前のマーケットプレイス(knowledge-work-pluginsとfirst-party-pluginsを除く)と、claude.ai から足したマーケットプレイスです。コミュニティのもの・それ以外のもの・手元で作っているものは、最初はオフです - マーケットプレイスを外すと:そこから入れたプラグインも、すべて外れます
マーケットプレイスの見分け方
- 公式のマーケットプレイス(
claude-plugins-official)は、ターミナルで対話のセッションを初めて始めたときに自動で足されます(組織の方針で止められていなければ)。ほかのマーケットプレイスは、Anthropic のコミュニティのものも含め、自動では足されません - 名前で3つの段に分かれます。公式(
claude-plugins-officialなど)、コミュニティ(claude-communityなど)、それ以外(同僚や組織が出したものも含む)です。公式とコミュニティの名前を名乗れるのは、github.com/anthropics/のリポジトリから来たものだけです - ウェブサイトの Claude Marketplace(claude.com/marketplace)は、
/plugin marketplace addで足すマーケットプレイスとは別のものです
公式が挙げている使いどころ
公式のページに書いてある向き・使い方だけを並べます。
- プラグインを使うとき:スキル・サブエージェント・フック・MCP サーバーのいくつかを、ひとまとまりにしたいとき。どれもプラグインなしで単独でも使えます
- 入れる側の利点:ほかの人が組み立てたものを、1つの命令で手に入れ、マーケットプレイスから更新を受け取れます
- 始め方:多くの人は、Anthropic の公式のマーケットプレイスから入れることから始める、とあります。Claude Code を開く前に中身を見たいときは、ウェブの Claude Marketplace で見られます
- 入れる前に:プラグインはフックや MCP サーバーを動かせるので、詳しい画面を読んでから入れるように、とあります。知らないマーケットプレイスのものは、公式の「Plugin security and trust」のページで見直し方を確かめるように、とあります
- 使っていないもの:Not used recently の見出しと Last used の行を手がかりに、起動のたびの負担や記憶の負担になっているものを探し、無効にするか外します
あわせて読む
- スキル(Skill):指示を保存して使い回す
- MCP(Model Context Protocol):ほかのサービス・道具とつなぐ
- デスクトップアプリ(Claude Code Desktop):インストールから、はじめての指示まで
公式のページ
- Plugins overview(英語・原文)code.claude.com ↗
- プラグインの概要(公式の日本語版)code.claude.com ↗
- Install and manage plugins(英語・原文)code.claude.com ↗
- プラグインのインストールと管理(公式の日本語版)code.claude.com ↗
- Use Claude Code Desktop の「Install plugins」(デスクトップアプリでの説明)code.claude.com ↗
- Glossary(用語集。上の「先に知っておく言葉」の言い換えに使いました)code.claude.com ↗
確認メモ:2026年10月1日に、公式のプラグインの概要のページと入れ方・管理のページ(英語・日本語)、デスクトップアプリのページ、用語集を開いて、プラグインの中身、入れる手順、範囲の種類と優先の順、管理と更新、マーケットプレイスの段を突き合わせました。公式のページに更新日の表示は無いため、この日付は「このサイトが確かめた日」です。プラグインを作る側の話(作り方・配り方・マーケットプレイスの作り方・評価)は、このページの目的から外しました。ほかにも、VS Code・JetBrains・claude -p・Agent SDK での入れ方、シェルから claude plugin で入れる・管理する方法、鍵の要る(非公開の)マーケットプレイスの足し方、claude.ai のアカウントから届くプラグインと claude.ai から足すマーケットプレイスの細かい扱い、依存するプラグインの扱い、設定を持つプラグインの設定のしかた、組織の管理者向けの設定は、細かい設定やターミナルだけの操作のため載せていません。「マーケットプレイス」の言い換えは公式の用語集に無く、公式のプラグインの概要のページの説明(プラグインの一覧と取りに行き先を書いた目録)に沿ったものです。Plugin・Skill・Subagent・Hook・MCP server・Context window・Cloud session の言い換えは、用語集の説明に沿っています。「SSH」「WSL」「リポジトリ」「コミット」「プッシュ」「プルリクエスト」の言い換えは公式の用語集に無く、ふつうの意味を一言で添えたものです。英語版と日本語版で、このページに載せた中身に違いはありませんでした。