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サブエージェント(Subagent):役割を持った手伝いの AI を作る

公式を確かめた日 2026年10月1日(木) / 約11分で読めます

Anthropic の公式の説明(下の「公式のページ」)を、内容を足さずに読みやすい日本語に書き直したものです。公式の翻訳ではなく、Anthropic が作ったものでもありません。公式は予告なく変わるので、使う前に公式のページもご覧ください。

このページで分かること

先に知っておく言葉

サブエージェントの仕組み

公式は利点として、主の会話の記憶を空けておける、使えるツールを絞れる、ユーザー単位で置けばどのプロジェクトでも使える、指示を絞って専門の役にできる、Haiku のような速くて安いモデルに回して費用を抑えられる、を挙げています。

最初から入っているサブエージェント

対話型のセッションでは、次のサブエージェントが最初から登録されていて、Claude が場面に応じて自動で使います。

Explore と Plan は、下調べを速く安くするために CLAUDE.md と git の状態を読み込みません。

自分用のサブエージェントを作る

サブエージェントの正体は、先頭にフロントマターを付けた Markdown のファイルです。Claude に書かせるか、自分でファイルを書きます。Claude Code v2.1.198 以降、/agents は作成の手順の画面を開かなくなりました。

  1. 作りたいものを Claude に指示する:中身と置き場所を書きます。公式の例では、自分用として ~/.claude/agents/ に置くこと、ファイルを見て読みやすさや性能などの改善を提案する役であること、問題ごとに説明と今のコードと直した版を出すこと、読むだけにして Sonnet を使うことを、まとめて伝えています
  2. できたファイルを開いて確かめる:例なら ~/.claude/agents/code-improver.md です。先頭の name・description・tools・model が指示どおりかを見ます。--- より下に書いた文は、その手伝い役のシステムプロンプトとして使われます
  3. 試す:「code-improver エージェントで、このプロジェクトの改善点を出して」のように指示します。任せると、会話の中に code-improver(Suggest code improvements) のような、名前と作業の短い説明が並んだ行が出ます

作ったものを Claude が見つけないときは、Claude Code を起動し直します。公式によると、これはセッションを始める前に ~/.claude/agents/ が無かった場合に限られます。いくつかの例外を除けば、ファイルを足したり直したりすると Claude Code が数秒で気づき、次に任せるときから新しい中身が使われます。

置き場所で、使える範囲が変わる

ファイルに書ける主な設定

書かなければならないのは name と description の2つだけです。欄の名前は公式の一覧と一字一句同じにします。知らない欄は、エラーを出さずに無視されます。

説明は、自作のもの全部を足して 15,000 トークンを超えると、起動したときに警告が出ます(組み込みの分は数えません)。説明は短くし、細かいことは本文に書きます。

サブエージェントに仕事を回す

終わったあとと、動き方の決まり

公式が挙げている使いどころ

公式のページに書いてある向き・使い方だけを並べます。

あわせて読む

公式のページ

確認メモ:2026年10月1日に、公式のサブエージェントのページ(英語・日本語)と用語集を開いて、組み込みのサブエージェント・作る手順・置き場所と優先の順・設定の欄・仕事の回し方・層と同時に動かせる数を突き合わせました。公式のページに更新日の表示は無いため、この日付は「このサイトが確かめた日」です。公式のページは約10万字あり、起動時に JSON で渡す定義の書き方、モデルを決める順番の細かい決まりと環境変数、使えるツールの細かい一覧と絞り方、MCP サーバーをサブエージェントだけに持たせる方法、フックでの条件付きの制限、isolation(worktree で動かす)などの細かい欄、裏で動くか前で動くかの決まりと、ターミナルの画面での操作、会話を丸ごと引き継ぐ「フォーク」、報告の中身の自動点検、作業の記録の保存場所、例として載っている4つのサブエージェントの全文は、このページには載せていません。「コマンド」は、公式の用語集では /名前 で呼ぶ指示のことですが、このページでは「パソコンに出す命令」の意味で使っています。「システムプロンプト」は、用語集では Claude Code が会話より先に毎回送る指示のことです。サブエージェントでは、ファイルの本文が Claude Code の指示の代わりにそれになる、という公式のページの説明に合わせて言い換えています。「トークン」の言い換えは公式の用語集に無く、ふつうの意味を一言で添えたものです。公式の日本語版は、確かめた日の時点で英語版と同じ内容でしたが、入れ子の層の上限の段落で、上限に達したフォークの動きが英語版と逆に訳されていたため、英語版に合わせました(このページには載せていない部分です)。