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フック(Hook):決まった動作を自動で挟む

公式を確かめた日 2026年10月1日(木) / 約9分で読めます

Anthropic の公式の説明(下の「公式のページ」)を、内容を足さずに読みやすい日本語に書き直したものです。公式の翻訳ではなく、Anthropic が作ったものでもありません。公式は予告なく変わるので、使う前に公式のページもご覧ください。

このページで分かること

先に知っておく言葉

フックでできること

フックは、あなたが決めた処理を、Claude Code の決まった時点で必ず動かす仕組みです。Claude の判断に任せずに、毎回同じことを起こしたいときに使います。公式は、プロジェクトの決まりを守らせる、繰り返しの作業を自動にする、今使っている道具とつなぐ、を挙げています。

処理の種類は5つあります。

最初のフックを作る

公式の手順で作るのは、Claude の作業が止まってあなたの返事を待つ状態になったら、パソコンの通知で知らせるフックです。

  1. ~/.claude/settings.json(無ければ作る)に、hooks の中に Notification のフックを足します。通知を出す命令は、macOS・Linux・Windows で違います。すでに hooks があるときは、丸ごと置き換えずに、並べて足します
  2. /hooks を打つと、イベントの一覧と、それぞれに設定されたフックの数が出ます。Notification を選び、足したフックがあるか確かめます。このメニューは見るだけなので、足す・変える・消すときは設定ファイルを直すか、Claude に指示します
  3. CLI で Shift+Tab を押して権限モードを Manual にし(画面の下に ⏸ manual mode on と出るまで)、許可が要る作業を指示し、ターミナルから別の画面に移ります。通知が届けば動いています

CLI では、したいことを説明して、Claude にフックを書かせることもできます。デスクトップアプリも同じ設定ファイルを読むので、設定に書いたフックはデスクトップアプリでも効きます。

どこに書くか(効く範囲)

すべてのフックを止めるときは、設定ファイルに "disableAllHooks": true を書きます。どの値が効くかは設定ファイルの優先順で決まり、プロジェクトの設定ファイルが自分の設定より優先されることがあります。また、組織の管理設定にあるフックは、管理設定のほうにも書かないと動き続けます。Claude Code が動いている間に設定ファイルを直しても、ふつうは自動で読み込まれます。

動くきっかけと、絞り込み

公式の一覧には33のイベントがあります。このページで扱う主なものは次のとおりです。

マッチャーを付けないと、そのイベントが起きるたびに動きます。たとえば PostToolUse に Edit|Write のマッチャーを付けると、ファイルを直す道具のあとだけ動きます。当てはまるフックが複数あると、全部が同時に動きます。

フックからの返し方

フックは、起きたことのデータを JSON で受け取り、終了コードと出力で Claude Code に返します。

PreToolUse で複数のフックの許可の答えが割れたときは、いちばん厳しい答えが使われます。

公式が挙げている使いどころ

公式のページに書いてある例・すすめだけを並べます。

気をつけること

動かないとき

あわせて読む

公式のページ

確認メモ:2026年10月1日に、公式のフックのガイドのページ(英語・日本語)とデスクトップアプリのページ、用語集を開いて、フックの種類・最初のフックの手順・書く場所・イベント・返し方・例を突き合わせました。公式のページに更新日の表示は無いため、この日付は「このサイトが確かめた日」です。公式のページは約6万字あり、設定の例(JSON とシェルの命令)、各 OS の通知の命令と通知が出ないときの対処、通知の種類ごとのマッチャーの一覧、33のイベントの全部と、イベントごとのマッチャーの値、JSON の欄の細かい書き方、if の欄の書き方、待ち時間の上限、ターミナルを使わない実行(-p)のときの扱い、JSON が効かないときの原因(シェルの設定ファイルの出力など)は、このページには載せていません。「イベント」「設定ファイル」「マッチャー」「終了コード」の言い換えは公式の用語集に無く、ふつうの意味を一言で添えたものです。「コマンド」は、公式の用語集では /名前 で呼ぶ指示を指しますが、このページでは「パソコンへの命令」の意味で使っています。公式の英語版と日本語版で、内容に違いはありませんでした。